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理利（あやと）　　13才　　　男性 Lily〈リリー〉……ユリ、純白な物、純潔な人、他の色が含まれていない真っ白、誰かと性的関係がなく清らかな心身 誕生日：3/23 職業ベース：2015ネット犯罪者 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー アメリカ人の母、日本人の父。 物心ついた時からずっと父と暮らし、名前も理利ではなくLilyと呼ばれていた。 母のことは一切知らないし、アメリカ人ということしか聞かされていない。 アメリカと日本の拠点を行き来した生活をしている。アメリカの方が多め。 父はフリーの情報屋、兼人売り。依頼主の要望に応じた育て方をする。 他にも子供がいた頃もあったけど、時期が来てみんな売られていった。 ちなみに自分も商品の一人。父と血の繋がりがあるのは自分だけらしい。 自分の売られ先は「教養があり、従順で肉体的穢れのない美しい少年」を手元に置くことが趣味のド変態。 何度か顔合わせをしたことがあって、10才になったら売られるとその時に聞いた。 Lilyと名付けたのもこのド変態らしい。君にピッタリな名前だろ？なんて言われて正直本当に気持ち悪かった。 でもこれと言って酷いことをされる訳ではないから、見方によればまだマシな方。 秘書、家具として完璧であるために父は誰よりも丁寧に自分を育てた。 でもどれだけ優しくされても、愛情なんてものは全く感じられなかった。 別にこんな男に愛情を貰ったところで1ミリだって嬉しくないけど。 特に反抗する姿勢を出さず、彼らにとっての「いい子」で振る舞い続けている。 だって抗う理由もない、自分はこういう人生なんだから。 外部から閉鎖されるように育てられていて、完全に情報を遮断された状態で移動も行っていた。 窓やドアは簡単に開かない細工をされていたけど、時間をかけて一か所だけ開くようにした。 別に出るわけではない、外を眺めるだけ。ただの暇つぶし。 父が外出をするときのみ何となくそうしていた。 8才の頃、いつものように外を眺めていたら、同い年くらいの少年に「そこで何をしてるんだ？」と話しかけられた。 本当は他人と勝手に話をするなんてご法度だけど、まぁバレなければどうということではない。 暇つぶしの延長ということで、オブラートに包みながら自分のこと、事情を話した。 すると相手は「勿体ない」と言ってきた。そんなに賢いならきっと何でもできるのにと。 「そんな適当に生きてるんだったら、行動する理由も適当に決めちまえばいいんだよ」 「見たいもんあるとか、食べたいもんあるとか、暇つぶしとか」 逆らう理由がないから何もしなかったけど、逆らわない理由も確かにないな。 と、純粋に思った。 十中八九、自分は怠惰なのだろう。 こんなに簡単なことなのに、そもそもそんな思考にすらならなかったのだから。 「じゃぁ「暇つぶし」で、ちょっと自分の人生ぶっ壊してみようかな」 そんな感じで、そういう訳で。 初めて少しワクワクする事を手に入れた自分は、もうそれはそれは無敵だった。 一人の間に父のPCを触り、怪しまれない程度に保管してある情報をばらまいていった。 まだ知識が浅くても、時間をかけて行うことでそれをカバーすることができる。 日本での仕事が入るようにした。 事がうまくいったあと、アメリカより日本の方が色々と都合がいいから。 計画的に、焦らずじっくりと。少しずつ場を動かしていった。 日本に発つ少し前に、少年とはお別れをした。 また戻ってくんのか？と聞かれたので、正直に「帰るのは難しい思う」と伝えると、若干悲しそうにしていた。 その様子がちょっと面白かった。 自分も彼と話をするのは好きだった。 「大人になったら、また君に会いに行こうかな」 お互いまだ名前を聞いていなかったけど、それも次会った時に。 保険の意味もある。 何か約束をつけていないとまただらけてしまう気もしたから。 準備が整ったのは10才を迎える少し前。 自分がやったことはいたってしシンプル。でも被害側の組織は必ず父を消しに来る。 仮にこのあと父が何をしたところで、自分の仕業とは誰も思うまい。何せ自分は9才のただの子供だから。 最後はあえて父にばれるようにした。 この男はキレると手が出るタイプなのだ。 これは仕上げ。傷物にしてもらわなければ困る。 「こんなことしてる場合？早く逃げた方が賢明だと思うけど」 いい感じに傷を作ってもらったところで父には逃げてもらった。 あまりやられては普通に死ぬし、痛いのは嫌なので。 これであのド変態に追われる心配もなくなり、あとは無事に流れるように施設へと預けられることになった。 計画は大成功。 無事に自分の人生はぶっ壊れてしまったから、きっかけを作ったあいつに責任取ってもらおうかな。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 間接的に父親殺したショタ。 無欲な子だっだが、この件をきっかけに少しずつ欲が出るようになった。 現在は施設で悠々自適に暮らしている。 他の子たちとも仲良くしたり、下の子は可愛がったり、積極的に手伝いをしたりとそれなりに普通っぽくなってきた（多分） かなり楽観的な性格のため、過去のことや傷のことも別に「嫌なもの」として捉えていない。 問題点を問題視しない節がある。（自分のことだと余計に） アメリカで出会った少年とまた会う約束をしたことを結構楽しみにしている。 顔の傷はないときはAPP17くらいあった。いえい。 六ミソネタバレ↓ (後遺症) 探索者にコンピューター99% 取得ＡＦ テディベアが生還報酬となるが　修理に成功、失敗によって効果が変わる。 (テディベアの修理に成功)AF：小さな親友 (ツキノの人格データが入ったコンピューターが内蔵された高性能なコミュニケーションロボット。対話も可能。機械類に精通している彼女の助言があれば　機械修理、電気修理、コンピューターなど機械関係の技能に+１０できる。)

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