タグ： Lの視線 春夏冬 晴樹

春夏冬　晴樹 21歳の大学3年生 自分の身長と筋肉の無さがコンプレックスであり、バカにするやつの尽くを合気道で沈めてきた。 幼少期に兄の漫画『刃◯』の花山薫に憧れた。だが、早い段階で諦めることになった。家族全員から「お前には筋肉はつかないし、あれはそもそも無理」といわれ、泣く泣く断念。こっちもいいなと思っていた渋川剛毅にならって合気道を始めた。それが小学3年生のころ。ちなみに、足もとても早かったため小学6年生まではクラスのヒーローでモテモテだった。 中学、高校でも合気道をやっていた。 器用になんでもこなしていたが相変わらず筋肉はつかないし、身長も伸びない。 どうにか身長を伸ばして筋肉をつける方法はないものかと調べていたので、学校や町では図書館の主と呼ばれていた。その過程で図書館に詳しくなっていた。ちなみに結局いい結果には繋がらなかった。このあたりで合気道の方は持ち前の器用さでかなりの練度になっていた。相変わらず筋肉はつかなかったが。 大学には、AO入試でなんとか入った。なんで受かったのかは春夏冬家の、なぜかつかない晴樹の筋肉、なぜか止まった春樹の身長につぐ謎である。身長に関しては父親が180cm、母親も170cmを超えているため全くもって理由がわからない。 大学に入ってからはパソコンを使うことが多かったことや、プログラミングの授業がいや、教授が面白かったため持ち前の（？）図書館での能力も活用して勉強していたためメキメキと成長していった。 父親が警視庁の警察であるためその同僚や部下にも認知されている。また、晴樹の合気道の目標を知った父が警視庁の武道場に連れていったりしていたため、実戦経験なし（あり）みたいなよくわからない状態になっている。 空手部に入ったのは合気道が伸び悩んでいたところで顧問に声をかけられたから。空手なら筋肉がつくかもと思って入ったが結果は現状が物語っている。戦法も相手の攻撃に合わせるカウンター方法なので、合気道の技術を使っていたことも相まって驚くほど筋肉はつかなかった。 筋肉はつかなかったが、友人達に巡り合わせてくれた顧問には感謝している。誰にも言っていないが。 _________ 千景流 合気道の師範が千景流の門下生だった。師範はこいつの器用さならいい所まで行くかもということで千景流を紹介。彼も千景流を紹介され「なんか凄そう」ということで門戸を叩いた。身体を鍛えるためと、どこぞのシェアハウスオーナーと違いちゃんと全部の武器について練習していた。そのため一通りの武器、武術は扱える。まぁ武器の扱い方は一通り学んだが本物は重すぎて体術が主だった。それでも、部活でやっていただけの人間には負けないくらいの技術はある。大会に出ていた人には難しいかも。 大学に入るときに、もうもうあまり練習には来れないと千景流の師範代に伝えたときには快く送り出して貰ったが師範代の残念そうな勿体ないというような目が印象に残っている。自分は伸び悩んでいたはずなのにいったいどうして？ ※千景流の技能値は70が一般人の限界点である。これ以上は梵の血が必要なのだ。梵の技はその血が伝える。師範代はそれを知っていたがために梵の人間であればと考えていた。当代最強の"梵"である"彼女"を超える技量となりえたかもしれない才能はしかし、しかし未だ芽吹かず。

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