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特徴表 暗黒の祖先：95　：1d6＝6　60POINT獲得 動物に嫌われる：1d6＝4　40POINT獲得 あまからしおさけ黄金', 234 ⟵ [59] 1d100 + [78] 1d100 + [56] 1d100 + [41] 1d100 苦い　50 ================================== ＜人物説明＞ ある日世界が一変してしまった。 空に光が瞬いて、一瞬後ほとんどの人間が狂ってしまったからだ。 相棒の鏡宮千景はその混乱の中死亡。 通信役の時雨も、通信が途絶えたきり姿を見ることはなかった。 大地を駆け回り、生きている人間を探し、助けを求めるものをすくい上げ、 子供の、女の、若者の、老人の、ありとあらゆる死体にまみれて生きてきた。 生きてしまった。 大規模停電と、一瞬ではあったものの「神」の顕現により境界がほころびを見せ、 彼方と此方、彼岸と此岸の境目が曖昧になり、地には狂気が満ちた。 それと同時期に名雪にいた子らが一斉に消え始める。共をするかのように、暁もそのほとんどの姿を消した。 ──手が足りなかった。力が足りなかった。何もかも足りない。 白銀の死体を見つけた後、墓を掘り、そこで彼は夢を見た。 　”力を欲するか”　、と。 暗闇の主は、黄金に地を駆け回る術を渡し、 代わりに体の主導権を寄越すようにと取引を持ちかけた。 ──黄金は、それでよかった。 足りないものがそれで埋まるなら。 この地の絶望がマシになるなら。 それで、片翼が戻ってくるのであれば。 「...千景がいたら、別にどんな場所でも良かった」 しかしここに彼は存在していない。 知識も、頭脳も何もかも足りない黄金が、この「舞台」を整えることができたのは、 ひとえにこの体に巣食う暗闇 ──始祖吸血鬼、暁の血の根源たる怪異の入れ知恵だ。 40才になった時点で、黄金は自身の体をすでに制御ができなくなっていた。 表に怪異が出ることによって、体を保っていたのだ。 そうして、意識はそこの方に眠っていた。 ✦✦✦ 今回神を招いた教団が保険として手に入れていた、＜時の時計＞。 元々は＜マナ＝ユード＝スシャイ＞の力を存分に引き出す為のものとして用意したアーティファクトだったが、 教団が失われた段階で行方が分からなくなっていた。 大規模な計画であった分、そのアーティファクトも強大な力を溜め込んでいた事は想定でき、 下手をすれば世界そのものを変え得る程の力を持っているようだった。 黄金は何とかして＜時の時計＞を見つけ出し、その力で過去の世界を変えようと計画を立てる。 ただし過去改変にも限度があり、『その時に死んだ人間は必ず死ぬ』という確定事項だけは変える事が出来ない。 それでは過去の世界を変えたところで未来の黄金にとっては意味の無い行為になってしまう。 考えあぐねた結果、未来の黄金は『通常ならば絶対に起こりえない』事を起こす事で 過去の世界に大きな打撃を与え、全く違う未来を勝ち取る事を決意する。 それは『自分という人間が、もう一人の自分を殺す』という行為だった。 これであれば未来の黄金が今の黄金を殺しても、その逆でも目的は果たされる。 この計画を成就させる為に未来の黄金は長らく＜時の時計＞と時間遡行について研究し続け、 気が遠くなる程の試行錯誤の後ようやっと準備が整い計画を実行に移す。 度重なる時間遡行の研究によって現在の黄金や未来の黄金の存在はかなり曖昧なものになってしまっている。 その為生き残った方の世界が優位なものとなり、そうでない方は完全に消滅する事になる。 未来の黄金は自分が生きてきた時間の分、半ば狂っており、こうすれば未来が変わるかもしれない、と本気で黄金を殺しにかかる。 この物語は大掛かりであるものの、平たく言えば単なる小規模な生存戦争の物語である。 ✦✦✦ ・恐怖の注入(基本ルルブP256) 呪文の対象になった者は、突然、魂も凍り付くような恐怖心にとりつかれる。 呪文の使い手には12MPと1D6正気度ポイントのコストがかかる。 突然の恐怖心にみまわれた犠牲者は、0/1D6正気度ポイントを失い、 そこで仕事の手も止めてしまうし、集中することもやめてしまう。 ・門の創造(基本ルルブP289) この呪文は使う者を別の場所、別の次元、別の世界へ行かせてくれる重要な呪文である。 1つの「門」は別のところにある1つの場所にだけ通じており、 門を使う場合は門を創造するために使ったPOWと同じ値のMPに加え、一回につき1正気度ポイントを消費する。 ・刀身を清める(基本ルルブP273) 普通の武器からはダメージを受けないような生き物にもダメージを与えたり殺したりできるような刀身を創造する。 この呪文のためにはSIZが少なくとも10以上の動物の血を生贄にしなければならず、 そのほかに呪文の使い手はPOWを1ポイントと正気度ポイントを1D4消費しなければならない。 ・ヴールの印(基本ルルブP252) 手の動作である《ヴールの印》はクトゥルフ神話の呪文を助けるための助けとなる。 この印を使う者は、コストとして1MPと1正気度ポイントが必要である。 手の動作は2,3秒しかかからないものだが、クトゥルフ神話の呪文の成功率を5%高くする力がある。 また、場合によっては見えない物を見えるようにする力もある。 他KPが必要だと思われる呪文。

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