タグ： まんまみ～あ

　文芸部に所属する男子中学生。 　姫金(ヒメキ)という17歳の兄がいる。弟の牡丹と同じく女の子みたいな名前をしているため、よく近所の子供達に弄られていた。 　そんな中、姫金は陸上選手としてどんどん男らしくなっていき、その反面女々しいと言っては失礼だが、牡丹は文化人として目覚めていく。 　そしてその憧れの感情が1年ほど前に恋愛感情に変わっていたことに気がついた。 　自分でもおかしいことは理解しており、男同士、ましてや兄弟同士で恋愛感情を持つことにも違和感も抱いている。 　夢は小説家で書くジャンルは純文学。時々恋愛ものも書くが決して他人には見せない。 　中でも日常と隣り合わせの死を描いた『死にかけ』は中学生のコンテストに入賞し、オムニバス形式の短編小説集として他の入賞作品と共に書籍化した。 　赤字レベルではないもののそれほど売れたわけではなく、予想通りの売り上げではあったが、町内ではかなり人気。 　本人的には他の受賞者の方が面白いと思っており、実際刺さったらちょっと面白いかなレベルの作品。群を抜いて面白いわけでもない。 　歴史は大好きであり、いずれは歴史小説を書こうと思っている。司馬遼太郎は勿論尊敬しているが、一番好きな歴史小説は近衛龍春の前田慶次郎。 　歴史学者の中では馬本昭二を尊敬している。 　 　兄、市毛姫金について……スポーツが得意な高校2年生。牡丹とは真反対の明るい性格で牡丹にグイグイと迫ってくるのが悩みどころ。身長は172cmほどで平均的。STRは17、DEX18、APP18と能力値も高い。勉強はできる方ではないが、牡丹も頭は良くないので、互いによく頭を悩まさせている。 　髪は金髪でピアスもしている。一見ギターでもやっていそうな見た目をしているが、音感は全くと言っていいほどもなく、むしろ音痴。 　また姫金も牡丹の文才に憧れている節もあるが、牡丹が姫金に抱いているほど強い感情ではないのかもしれない。 　名前の元ネタ……牡丹は牡丹一華で赤いアネモネ。花言葉は『君を愛す』。姫金は姫金魚草でリナリア。花言葉は『この恋に気付いて』.。

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