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ガスライト　貴族ベース　 生まれが中流から上流階級の場合、1d6+6 収入 DiceBot : (1D6+6) → 4[4]+6 → 10×100￡ 信用の初期値は50% 【職業技能】 信用、歴史、ラテン語、法律、ほかの言語、説得、乗馬、ショットガン、個人的な関心の技能3つ（目星、聞き耳、芸術） →信用、ラテン語、ほかの言語、説得、乗馬、ショットガン、聞き耳、目星 【興味技能】 騎兵用サーベル、隠れる、忍び歩き、芸術（音楽） 【特徴表】 2-2 呪い(D)…ジプシー、魔女、魔法使い、外国の先住民などによって＜邪眼→の呪文あるいはKPが決定した効果の影響を受ける。KPはまた呪いが解ける状況も決定する。（3D20→ 44[16,20,8] ） 4-13 好意を誰かに寄せている(D)…探索者は誰かに好意を寄せている。KPの裁量で、誰を、なぜ、そしてどれほど好意を寄せているかを決める。 (3D20→ 46[18,16,12] ） 【経歴】 声がでかい、態度もでかい、身体は小さい（162㎝）。血のような赤毛が特徴的（本人談。燃えるような赤髪だと火炙りになりそうで避けている）。 赤毛は血の色や魔女の象徴、はたまたレッドキャップであると揶揄されても、「血の濃さが誰の目にも明らか」であると前向きに受け取っている。 よく高笑いをするが高笑いし過ぎて咳き込むお茶目な一面も。 女性を見たら、基本口説きに掛かる。 誰に対しても物怖じはしないが、叔母であるアレクサンドラに似ている女性は、得意ではない。得意ではないだけで、叔母のことを嫌ってはいない。 前述の叔母に対する苦手意識から、女性の好みは自分よりも年下が好きだったが……ナタリーというメイドに好意を寄せている。 馬の名前はクリス（Thomas命名） 以下、ネタバレあり 原初の記憶は、自身の赤髪は先祖返りの証であり、母親の一族は実は魔女の家系だったのでは、とメイドがまことしやかに囁いていた姿だった。 幼心に不思議に思って、どうして自分の髪の色が赤いのかと母に訊いてみたことがある。 母は曖昧に笑って答えてくれなかったが、浮かべた笑みに滲む感情は決して明るいものではなかったような気がした。 目元に刻まれたしわの深さと、赤く色づいた口元に寄りそうほくろが、目に焼き付いている。 全寮制学校での在学中に、母の訃報を知った。 不思議と悲しくはなかった。ただ、疑問を投げかけたあの日、自らの赤毛を優しくなぞった手の甲が、ゾッとするほど白かったことを思い出した。 母が亡くなってから、不幸に見舞われることが増えた。 慣れているはずの乗馬の訓練で落馬し、危うく命を落としかけた友人がいた。同室だったルームメイトは体調が優れないと授業に出ない日が増えた。 偶然で片付けられる、けれど無視出来ない小さな不幸が立て続けに身の回りで起こり始めた。 落馬した友人は、馬に乗ることをおそれるようになった。もう二度と、競うことはないのだろう。 ルームメイトは学校を辞めた。その後、どうなったかはわからない。 不幸の中心にはいつだって、自分がいた。これは母が遺した呪いなのか、それとも母が亡くなったことで血に刻まれたなにかが芽吹いたのか。 母がなにを思い、過ごしていたのかはわからない。あの曖昧な笑みの意味も。本当に魔女の一族だったのかも。 けれど、血や呪いという曖昧な繋がりではなく、赤毛こそが、おそらくは亡き母と自分を繋ぎ止める確固たる絆なのではないだろうか。 なら、せめて自分だけはこの赤を誇ろう。高らかに謳おう。そうでなければ、あの寂しい女性を覚えている者は自分だけになってしまう。 魔女だろうと、呪いだろうと、忘れられるよりは、きっと良いはずだ。

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