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一人称は、僕。 相手の事は、さん付け。 両親の影響で、アニメやゲームが好きになり声優になりたいと思うようになった。 最近、アプリゲームに出てくるキャラの声を担当して人気になってきている。 父親が日本とイギリスのハーフ。母親は純日本人。 そのため、クォーターで目の色が青い。 両親は高校生の時に死亡。 その後は、兄の彰(アキラ)と一緒に2人で暮らしていた。 優しいおじさんやおばさんが、気にかけてくれるようになる。 ある日、いつものように高校から帰ると兄の置き手紙があった。 「■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 　色々疲れたし、一人暮らしするから。じゃあな」 慌てて兄の部屋に行くと、兄の持ち物がなくなっていた。 黒く塗りつぶされている箇所は何が書いてあったのだろう？ 後日、ふとメモ帳を手に取る。 筆跡が強かったのか、黒く塗りつぶされていた文字が読めた。 『お前なら、声優になれる。頑張れ』 兄は一緒に暮らすのが嫌になって、出て行ったわけじゃない。 何か理由があるんだ。 もっと人気になって、兄に元気な姿を見せれば戻ってきてくれるかもしれない。 そう思い、今日も必死に仕事をこなす。 兄は、高校2年生の時にいなくなる。 現在、約6年ほど兄の行方を捜している。 【兄の設定】 ◆藤堂 彰(アキラ) 現在、26歳。 (病気になった時は、20歳) 一人称…俺 他人称…お前 弟…優(マサル)、ユウ(あだ名)※音読み 姿を消したのは、急性白血病になっていることが分かり優に心配をかけたくない。 夢に向かって真っ直ぐ進んでほしいという事で、家を出た。 おじさんやおばさんは、彰の病気を知っていたが本人に固く口止めをされているため優には話していない。 現在は白血病は治っており、自動車・半導体・通信機器などの製造工場で働いている。 会いたいが、あんな手紙を残して去ったので… 人気になってきている優の元に、今更自分が戻ってしまっていいのかと考えている。 おじさんやおばさんは、優くんはずっと探していると伝えているがその言葉を信じきれていない。 好物…餃子 苦手なもの…トマト 嫌いなもの…暗い場所 ―――――――ｷﾘﾄﾘ――――＞8――― 2020.11.9　【結び目をほどいて】生還 他PL：奥村 正道、姫宮 凛 休暇を取り、知須ノ島に羽を伸ばしに行く事にした。 そこで、兄である藤堂彰と6年ぶりに再会する。 兄は鬼になる病気になっていた。 姫宮さんに飛びかかった鬼のような形相の兄を見た時は、心臓が止まった。 もう助けられないのであれば、せめて楽にしてあげたいと思い、むすひ様を倒すべく大杉へ向かう。 地下で何とかむすひ様を倒し、4人が地上から引き上げてくれた時…… 病気の治療法が見つかったんだ。 また、一緒に暮らすことができると思った。 でも違った。 最期の別れの挨拶の時に分かった事だけど、僕が声を当てているキャラを兄が使っているとは思わなかった。 しかもレベルマにしてくれていた。 僕だって、レベルマ出来てないのに…… 本当に嬉しかった。 兄が立っていたはずの場所に落ちていた眼鏡と桜の花弁は、大事に持っている。 桜の花弁は、栞にして台本を読む時に使うことにした。 この時の写真は、印刷して飾っている。 ーー僕、仕事頑張るよ。 (動画見てて、おや？ってなったけど…… 仕事頑張るって言ってた時、一人称が兄と同じ『俺』になってたんだよなぁ( ˘ω˘ ) 一人称、変えてもいいなぁ……)

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