タグ： よな卓

高校の頃は地元のバンド仲間とともに「TWILIGHT」というバンドを結成、文化祭などで演奏を披露したりしていた。 高校を卒業後は親の反対を押し切って大学には行かずにミュージシャンを目指して上京。 運にも恵まれ一度はソロデビューを果たすも、思い出したくもないほどにCDは売れず、出したCDは一枚のみ。 細々とネット上に演奏してみた動画を投稿していたことが縁となり、今は関東に住みながら時々アーティストのバックバンドをしながら一応ミュージシャンとしてそれなりに活動している。 高校時代は明るくクラスでもムードメーカー的存在だったが、今は当時ほど夢を語ることはなくなった。 高校卒業後は祖父の法事の際に一度帰省しただけでほとんど地元には戻っておらず、バンド仲間とも上京以来疎遠になってしまった。 高校の頃夢見ていた華々しい成功があったわけでもなく、地元に帰りたくなるほど大きな失敗があったわけでもない。 それなりの幸運と縁にも恵まれていることで心が停滞してしまっていることを自覚しつつも『まぁ別にいっか」と日々を過ごしている。 ■性格とか アキラはあまり表には出さないがとても努力家。ギターの練習は欠かさないし、特に音楽に関してはわからないことや知りたいことは図書館やネットの資料をくまなく探して調べるタイプ（図書館高そう）。 特に音楽で人の感情を突き動かすためには？ということでいっとき調べたこともあったので心理学についてはちょっとしたもの。ただ、音楽はそんな簡単じゃねえなという結論にはなってしまったようだ（心理学高そう）。 ちなみにバンド仲間の勧誘は全て暁が主体となって説得してきた。好きなことの話になると熱意とかまっすぐな感情を言葉や演奏に乗せることのできるやつなのだー（説得高そう）。 昔からとても目が良い（目星高そう）。 ただ、現在の彼は愛想笑いばかり上手くなって昔のような熱意ややる気は消沈してしまっている。心の底から笑えたらいいね。 ■ソロデビューについて 曲名は……「あの日の朝焼け」 シングルはほとんど売れてないが、家族はこっそりと買っていたりする。もしかしたらバンド仲間も買ったりしてるのかもしれないが、そんな事を知りでもしたら羞恥で死ぬと思う。 ■高校時代のバンド仲間 ・ユキ 担当はベース。 名前が雪菜なのでユキ。クラスでは比較的口数の少ないおとなしい印象の女の子として周知されていたが、文化祭のベース演奏を聞いてファンが増えたとかなんとか。アキ（バンド内の通称）は「俺が見出したんだぜ！」と誇らしげに語っていた。 予てから子どもに関わる仕事に就きたかった彼女は現在地元で小学校教諭として働いている。随分とベースは演奏していないが、今も当時使っていたものが家の中に大切に保管されているようだ。 ・ハル 担当はボーカル。 名前が晴夏なのでハル。ユキとは対象的によく喋るやつで、持ち前の明るさから男女問わず慕われていたタイプ。元々はユキの友人で練習によくついてきてはアキが良からぬことをユキにしないかと監視していた、らしい（単純に演奏が好きで楽しかったのだが）。アキがギターボーカルだったが絶妙にパッとしないため、ユキのすすめで一度歌わされる。それを聞いたアキがその場で速攻勧誘して（恥ずかしい！とめちゃくちゃいやがられながらも）見事四人組トワイライト結成に至った。ハルがback number的恋愛ソングが好きなのでよくそういうのをコピーしていた。 現在は関西のIT系企業に勤めてバリバリ働いている。バンドとして歌を歌うことはないが、カラオケの十八番は当時コピーしていたアーティストの楽曲ばかりだ。 ・モチ 担当ドラム。 望月なのでモチ。アキラはお腹がもちもちだからだろ？と言って一度めちゃくちゃ怒られた。口調がやさしげな印象の巨漢でありアキとは中学校からの腐れ縁で、上京の際も応援してくれた。東京に来たときなど今でも会ったりする数少ない友人である。モチはとても良いやつだ。安定した演奏でバンドを支えてくれていた。 今は市役所に勤めており、安定感は健在（？）。本当に時々頼まれて軽くドラムを今でも叩くことがあるらしい。 ■未練 もし、自分がもうすぐ死ぬのだとしたら（とりあえずシナリオは関係なく）やりたいと思うだろうこと ・両親に感謝を伝えて、当時勝手したことを謝りたい ・一度でいいから、もし叶うならばもう一度あのメンバーと会って、バンドの演奏がしたい

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