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※「クトゥルフ2010」の学生ルール未採用／職業技能は将来の方向を鑑みて「大学教授」のものを採用／技能最大75 ＊＊＊＊＊ アナタ達は＊＊島という小さな島に住む高校生だ。 来年から本土の学校と統合となるため、この島で学生として過ごすのは最後の年である。 最後の思い出作りとして合唱コンクールを予定していた。高校二年生の９月１日、アナタたちの教室は転校生がくるという話題で盛り上がる。 【共通HO】 アナタ達には幼馴染みが居た。小学校３年生の夏休みの間だけ遊んだ幼馴染だ。しかし、アナタ達以外は大人も含め、その子のことを覚えていない。 ＊＊＊＊＊ 「もう、何でまた練習抜け出すのよ。少しは周りの迷惑を考えなさいってば」 「どうして私は、うまくできなんだろう……もっと、努力しなきゃ……みんなの期待に、応えられない」 真面目が取り柄の女子高生。正義感が強く、誤ったことがあれば同級生はもちろん、先輩相手でも「それはいけないことだと思います」と断じる。 小学校の頃からクラス委員や学級委員を務めていることから、同級生から「委員長」と呼ばれている。実際に、彼女は高校二年の学年学級委員長を務めている。 幼少期から本が好きで、時間があればよく本を読んでいた。本は彼女に、いろいろな世界を教えてくれた。 今、自分が暮らしている島の外のことも。それ以上に大きな世界のことも。 年が経つにつれて外への想いは一層膨らみ、自分もまた島の外に出て、いろいろなことを自分の力でもっと知りたいと願うようになった。 一方で、彼女を取り巻く環境は「自由」を許さなかった。 遠洋漁業で家を開けがちな父。病弱で身体が弱い母。家族のことが大好きだった彼女は、年の低い弟や妹達の面倒を見るために「しっかり者」として在らねばならなかった。 ただ、彼女は自分が不幸だと思ったことはない。なぜなら、これが「私のやるべきこと」「私しかできないこと」だからだ。 故に「自分だけ何でこんな不幸な目に遭っているんだろう」だなんて考えたことは一度もない。 たとえ「シンデレラ」を読んだとして「姉や母の妬みに負けずにもっと努力をすればいいだけなのに、何でシンデレラは思っているんだろう」と思ってしまうのが彼女である。自分が頑張らなければ周りが困るくらいなら、自分のやりたいことは二の次、三の次になってしまうのである。 一言で言えば、無自覚に不幸を背負ってしまう体質。 また、前述にもあるように彼女は努力家である。ある程度の苦労なら自分で背負って頑張ろうとするし、実際日々の予習・復習を真面目にこなして学習を進めることで成績上位をキープしている。なお、幼少期から通っている近所の道場で合気道を習得している。 ＊＊＊＊＊ 経歴（※▼印=KPCとして参加） ①「劣等生オルフェ」生還。 ②「反撃過剰ブレイカー」▼ 生還。時野雨華と共に謎の空間に閉じ込められるも、二人で協力して脱出する。

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