タグ： ばけ猫屋敷

・職業✲*ﾟ ドッグトレーナー、2015アニマルセラピスト参考。特記:動物が懐きやすい。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ ・特徴表✲*ﾟ 1-10「予期せぬ協力者」 …探索者には、いかなる理由か自分に忠誠を尽くし、援助に来るかもしれない協力者がいる。キーパーが協力者の正体を決める。また、協力者の影響力を1d100で決める。数字が大きい程影響力が高い。(野生動物の友達、1d100→62) 6-6「急速な回復力」 …新陳代謝能力に優れている。耐久力を回復するロールの結果に+1。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ ・プロフィール✲*ﾟ 一人称：ぼく 二人称：きみ、下の名前+さん 好きなもの：いぬ、ねこ、とり 動物全般 嫌いなもの：にんげん(最近はわりと好き)、おふろ とにかく生活力がない、ぼーっとしているため放っておけばご飯も睡眠も忘れる。感情も乏しく無表情か警戒しているような表情しか見せないが、動物にだけは柔らかい笑顔を見せる。 幼少期に家出して山奥で野生動物たちにお世話されながら生きてきた(ディズ〇ープリンセス)らしいが、親代わりの犬が亡くなってしまい、狛自身もショックで衰弱していた。そして『HO秀才』の職場近くで生き倒れていたところを拾ってもらい今に至る。居候。 業績とかはよく分からないが、HO秀才くんがたまに悔しそうな顔してるのは興味深い。 基本的には素直で従順だがお風呂だけは極端に嫌がる。夏場でも長袖かパーカーなどを着用しており、脱がそうとすると逃げる。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ ・通過シナリオ✲*ﾟ ハイフェッツをなぞる病 HO天才 ↓HOバレはないです ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ (…以下、読まなくても大丈夫な過去設定です、自分用めも…！虐待などの描写がありますのでご注意ください…) 「お前には生きる才能がない」 父が最後に僕に言った言葉だった。 子供の頃からとにかく「何も出来ない子」だった。朝起きれない。ご飯を食べようとしない。注意されても上の空。服の着替えも言われてからやっとする。国語も算数も出来なければ、体育も家庭科も出来ない。とにかくぼーっとしている子どもだった。ひとりでは生活もままならない。そんな狛に手を焼いていた両親は最低限の世話こそしてくれたが、躾と表した暴力を行ったり、ご飯を犬皿で出すなど、人間としての扱いはしてくれなかった。今まででいちばん言われた言葉は木偶の坊。何も出来ない僕には、大層お似合いな愛称だと思う。 家に帰りたくなくて雨の中体育座りをしていたところ、野良犬に懐かれた。不思議と昔から動物と意思を疎通するのが得意で、人間よりも動物が好きだった。特にしたいこともないので、このまま家に帰らず彼と数日一緒にじゃれて過ごして、飢えて、身体が冷えて、いつか眠るように死ねたらなぁとぼんやり思っていたが、ぐったり眠っていたある日その野良犬がコッペパンをくわえてやってきた。聞いてみれば、近所の子どもが給食の残りをくれたんだとか。僕はいいから君が食べなよ、とちぎってやってもふるふる首を振るのだ。なんでそこまでしてくれるの、と聞けば、「俺がお前を拾った、大人になるまで育てる義理がある」だとか言っていた。君は犬で僕は人間なのに、可笑しくて笑ってしまった。すると何羽かのスズメが飛んできて、コッペパンを狙ってきたのかなと思いきや、どこで拾ったのか分からない生米をぽろぽろと僕の目の前に転がした。次に野良猫が魚をくわえてやってきて………みんな、野良犬の友達らしかった。生米は流石に食べれなかったけど、スズメにごめんねと謝ったら「ｷﾆｽﾝﾅ！！」とつつかれた。それからは、親代わりの野良犬に世話を焼かれながら、野生動物たちと山奥で一緒に暮らしていた。ディズニープ○ンセスである。 秀才くんの職場近くで生き倒れていたのは、その野良犬が亡くなってしまって数週間が経った頃。野良猫や小鳥が懸命に励ましたが、心の穴はどうしても埋まらなかった。そこで今度は秀才くんに拾われ、居候をすることになる。 誰にもなんの才能も認められず野生動物に育てられたため、とにかくコミュニケーションが下手。動物にだけは優しい笑顔を見せるが、人間相手には言葉を発さず酷く警戒してしまう。秀才くんと過ごすうちに言葉や人との接し方を覚えてだいぶ柔らかくなった。 狛の才能を見つけたのは秀才くんだ。秀才くんに出会わなければ、狛は死ぬまで「自分はなんの才能もない、生きる価値の無い人間」だと思っていただろう。秀才くんの職場で初めてその才能を認められ、評価され、偉い人にたくさん褒められた。人として生きてもいいのだと、初めて知った。 天才は、その才能に出会わなければ死ぬまで凡人である。 生きる理由をくれた野良犬と、生きる才能を見つけてくれた秀才くんが狛にとっては特別な存在。

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