タグ： 冬霞に消ゆ

医学書の英語翻訳をして生計を立てている。 眉目秀麗な見目に反して、豪胆な性格をしている。 ボロい一軒家を買ってのんびりと過ごしていた5年前、HO2の離優雅と出会う。 これまで男女問わずにさまざまな恋愛をしてきた。どの相手も心から愛していたものの、長続きはしなかった。このことは離くんにも伝えているが、それ以上のことは聞かれてもいつもはぐらかしている。 書斎に置いてあった瑶羽の翻訳した医学書を離くんがじっと見つめていたので余っていたものだったしあげた。 ーーーーー 大学を卒業後、医薬品会社の営業部に就職。それなりに優秀な成績を収めていたものの、その容姿や性格から同僚や顧客など数多の人々から好意を寄せられ、人間関係に辟易し退職。 何人かと交際したものの瑶羽の本心を理解してくれるような人は一人もいなかった。 瑶羽は、相手が何もできなくとも、何もしなくとも、ただ隣にいて自分をひとりにしなければそれだけでよかった。 その点で離くんは100点満点であり、彼が自分の元に来てくれたことは運命ではないかと思っている。 想いを告げない理由には年齢差もあるが、今までの経験則から｢愛している｣と伝えると悉く失敗してきたため。 行為中に首を絞めたりする相手も何人かいたため、夢で振るわれる暴力に対して恐怖心は薄い。最後に死んでしまうのも｢一番最後まで触れ合ってそばにいてくれるならそれは幸せなのではないか｣と自分を納得させている。 ーーーーー どうせ死んじゃうならさ、独りよりもふたりのほうが楽しいでしょ？ 俺の犠牲になってよ。 ーーーーー CoC「冬霞に消ゆ」 END-R/b　Reincarnation：転生 両ロスト いつかの世界で転生するかもしれない。 ただし27年後に再びアフォーゴモンと向き合うことになるだろう。貫肉をしたため転生後の身体は右腕に生まれつき痣がある。

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