タグ： サイオンの顛末 CocPL暁

◇ビスクのプロフィール 【名前】ビスク(ビスク・ドールが名前の由来) 【性別】なし(シャドウという者たち自体に性別がない。強いて言うなら、ビスク・ドールは少女を模しているので女性とも言えるかもしれない) 【身長】160cm+靴のヒール数㎝ 【一人称】わたし 【二人称】きみ 【三人称】きみたち 【好き】人間の文化、人間、アンティーク 【嫌い】人間を襲うシャドウ 【weapon】肉弾・白兵(影による武器の生成も可能) 【スキル】 『スペア・ボディ』 パッシブ効果：耐久力が0以下になった際、【機械修理】に成功する事で復活できる。この効果はシナリオ中に一度だけ使用できる。 『私は影』 アクティブ効果：ターンを１消費し、近くの影に移る・操ることができる。操る、バックアップをする際は対象のSIZ分だけMPを消費する。 ・[スペア・ボディ 以外の非生物に避難する場合］自身の行動に制限がかかる。(日中や強い光の場所では、影伝いにしか移動できない。物理的な干渉が困難になる) ・[生き物の影に入る場合]影に入るのみであれば、相手がこちらを認識して、影に入れたくない等の抵抗宣言が無ければ発生しないので技能判定は不要。味方の影に入る場合はバックアップが可能。味方の影にいる間、味方の耐久力に”ビスク”のステータスを加え、全技能判定が+10される。分離する場合、残っている耐久力を任意に分けあう。その間”ビスク”は行動手番がその味方の直後になる。 ・[生き物の影に入り操る場合]対象が抵抗する場合はSTR(力尽くで追い出す)・DEX(素早く避ける)・POW(強い意志によって退ける)の何れかによる対抗。対抗手段は対象が選択し、乗り移る行動の際と毎ラウンド対抗を行う。 『私は人形』 パッシブ効果：食事・睡眠を必要とせず、これによるデバフを受けない。 『影法師と呼ばれる者』 パッシブ効果：暗い場所、夜間の【隠れる】【忍び歩き】に+20の補正を加え、『私は影』のMP消費が半分になる。 『影縛り』 バフ扱いであるため行動ターンは1番。『私は影』の応用であるため、対象のSIZ分だけMPを消費する。『影法師と呼ばれる者』によるMP消費軽減も採用される。アクティブ効果：対象の【戦闘技能】と【DEX】に半減の補正をかける。 『影纏い』 パッシブ効果：暗い場所、夜間の闇に紛れての行動時、自身にSIZと同じ値の使い捨ての影の装甲が付与される。これは1日ごとに再生される。 ---------------------------------------------- 【影法師と呼ばれる者】 佐藤 造(さとう つくる)は、ごくごく普通の家庭に生まれた高校生男子だ。 彼の趣味と言えば、祖父の収蔵(しゅうぞう)が経営する骨董品屋で店の手伝いで骨董品の収集や修復。 その影響か高校生にもなっても、なかなか親しい友達は出来なかった。 そんな彼は、1つのオカルト【シャドール】について耳にする。 　『新月の夜。深夜0時に人型を置いた部屋で明かりを消して待つ。 　　すると、不思議と声が聞こえるらしい。 　「初めまして、人間。私と友達になってくれないか」と、 　その声に応じれば、君の用意した人型は、息を吹き返すだろう。 　まるで人間のように…… 　しかし、用意した人型が不完全ならば、人型を用意した人間は不幸に見舞われる。』 と言った内容だ。 先日、祖父の店で見つけたビスク・ドール。 「売り物にならないから」との理由で祖父から譲ってもらったが、それは随分と痛んでおり、そのままにしておくのもいたたまれなかった。 骨董品の修復作業の練習として直した人形。それを使って彼は、【シャドール】を行ってしまう。 新月の夜。深夜0時に人型を置いた部屋で明かりを消して待つ。 そして聞こえた声は、「やあ、人間。友達になってくれないかぁ」と交友を求める声。 （本当に、来てくれた） 造は、喜び混じりに「もちろんだよ!!」と頷いた。 「それじゃあ、友達ついでに、その体を明け渡してもらかねぇ」 「え……？君たちは人型に憑くんじゃ……」 「あぁ？何言ってんだ。人形より、人間の体の方がいいに決まってるだろう？」 そう言うと、声の主は造に絡みつく。 「や、やめろ。離れろ」 「友達ってのは、困った時に助け合うものだろう？ 　体がなくて困ってるんだよ、助けてくれよぉ」 下卑た声でそれは、拘束力を増していく。 (僕はここで死んでしまうのだろうか…) 段々と遠のく意識の中で彼を拘束した存在とは別の声が聞こえた。 「やれやれ、『友達』という言葉をそのように使わないで欲しいね。 　『友達』というのは、互いに心を許し合って、対等に交わっている人のことを言う。 　よって、君のそれは、『友達』に値しないよ。」 聡明そうな声がそのように告げ終えると同時にパッと部屋の電気に明かりが灯る。 すると、みるみるうちに拘束は弱まりほどける。 「お、お前、頭がおかしいんじゃねえのか。この畜生が!!」 そう言うと、造に纏わりついていた黒い者は、慌てたように影をつたって、闇夜へとにげる。 「おやおや、仕留め損ねたか」 彼の目の前には一体のビスク・ドールが立っていた。 それは目の前で確かに声を発していた。 「失礼。体(人形)を借りているよ。 　改めまして、初めまして、人間。私と友達になってくれないか」 そう言うと、ビスク・ドールが片手を差し出してきた。 彼らは、【影法師】もしくは【シャドウ】と呼ばれる者。影の状態では、闇の中でしか生きられない。日の光を受けてしまうと、その精神は崩壊する。 この物語は、とあるオカルト話を聞きつけて、祖父から譲ってもらった人形(ビスク・ドール)を直して【シャドール】を行った少年と、それに居合わせた変わり者のシャドウの話。 【あらすじ】 高校生になっても友達がいないことが悩みの少年(佐藤 造)と、彼のオカルトによって、結果的に呼び出される形のとなった【変わり者のシャドウ】のビスクの出会いから始まる奇妙な物語。 【登場人物】 ・佐藤 造(さとう つくる) ごくごく普通の家庭に生まれた高校生の男の子。彼の趣味と言えば、祖父の収蔵(しゅうぞう)が経営する骨董品屋で店の手伝いで骨董品の収集や修復。 ビスク・ドールを修復するぐらいには、手先が器用。高校生になっても、友達がいないのが悩み。 ・佐藤 収蔵(さとう しゅうぞう) 造の祖父で、骨董品屋を営んでいる。ほぼ趣味みたいなもので儲けはない。 一見、ガラクタばかりに見えるが時折、ホンモノの骨董品やアーティファクト(と呼ばれる。魔法の道具のような物)が混ざっていたりする。 ・影法師/シャドウ シャドウまたは、影法師と呼ばれる影のような生命体(シャドウと命名された由来もそこから)。 影の状態で闇の中でしか生きられず、日の光を受けてしまうとその精神は崩壊する。 人間に憑依したシャドウは【シャドール】と呼ばれている。 その為、器として人間の体を奪い取って、人間社会進出しようと考える支配的だったり、好戦的だったりする者が多い。 その中では、人間に興味を持ち、『共存』という形で、その身を人形(ビスク・ドール)に憑依させて人間社会に進出したビスクは、『変わり者』と称される部類であろう。 ・ビスク(名前の由来はビスク・ドールから) シャドウまたは、影法師と呼ばれる影のような生命体。人間に対して興味を持っており『支配』ではなく『共存』を望んでいる変わり者のシャドウ。 その身は、造が修復した人形(ビスク・ドール)に憑依させて、造の用心棒をしつつ人間社会で生活している。 造が学校に行っている間は、収蔵の店の手伝いをして過ごしている。手先がとても起用で物覚えも良いため、収蔵に気に入られている。 ビスクにとって、造は初めて出来た人間の友達。 ー－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 【参加シナリオ】 ・sIghtless AIon KPもこ PL饅頭、シャノン 探索者：深淵歩き、ロキ、ビスク 創作者：妖 仁緒、天畑 虚史、猿捕 荊 探索者等生還に際しての技能値報酬は以下の通り。 ・【現実世界に残った探索者】 STR・CON・DEX・MP再設定 技能値の再設定 ・【生きている創作者】 任意の創作技能+1d10

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