タグ： TOAST探索者

どこかぼんやりしている女の子。授業中ずっと窓の外を眺めてるか、寝てるかで先生に怒られる系の子。 中学の時から胸がでかく、コンプレックスだった為縮めて学ランを着て過ごしていた。 物心ついた時から皆と違うものが見えていた。だがそれを幽霊と分かるのは小学生の頃。近所のお爺さんが亡くなった時からだった。亡くなった翌日普通に道端を歩いていて、普段見ているものは「亡くなった人達」と認識する。 幽霊をよく見かけていたが、狐のような姿の少女だけは他と違った。時々見かけるだけだったが、微笑まれた時、とても可愛らしいなと思った。 いつか話してみたいと思い続けているうちにこの村を離れることになってしまい、村を離れてからは少女の姿を見ることはなかった。 周りの人たちは見えていないので、気味悪がられていた。家族や村人にもそのことを話すが「そういうことは他所で言っちゃ駄目よ」と冷たい反応をされるだけだった。その為、見えていても見えないフリをしたり、普通になろうと努力をする。 だがカナおばあちゃんに会った時「そこに何かいるのかい？」と聞かれ、渋々話す。彼女は自分の話を馬鹿にせず、信じてくれ、頷きながら最後まで真剣に聞いてくれた。 カナおばが着物をよく着ていたので興味本位に着てみたいと言ったら昔着ていたやつを着せてくれた。紫色の着物で女の子が着るようなものだった。着てみたら意外と似合っており、カナおばに「可愛いね」「まなちゃんが可愛いお洋服着てるところもっと見てみたいねえ」と言われたのでカナおばに会いに行くときは可愛らしい服を着るようになる。胸もあまり気にならなくなった。 高校からは女子用の制服を着て登校していた。 特にやりたいこともなかったのでやりたいことを見つけることも兼ねて大学に進学。 カナおばとは離れてからも手紙でやり取りをしていた。 露出の多い服を着るとよく変な人が寄ってくるのでそれに対抗するようにボクシングを学んだ。 練習中怪我をすることが多かったので手当を覚えた。 大好きなカナおばあちゃんにも会いたいし、少女も見つけたい。 みやこちゃんの葬式にはいけなかったのは申し訳ないと思っている。なので今回それも兼ねてお墓参りに来た。 アーティファクト：集合写真 帰り際に取った集合写真。そこには、死んでしまった須藤と京、さらには稲荷の姿も映っている。あなたたちの青春の象徴であり、永遠の絆の証である。 幸運＋10％。不定の狂気に陥った際、これを見ることで一度だけ不定状態を解除できる。 「最高の人生は、最高の仲間と共に」 不定:多弁症：ひたすらぶつぶつと喋り続ける。 　集中力を必要とする技能成功値-20 期間:五か月

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