タグ： きゅう助

いっつもにこにこ。 いっつもへらへら。 でも殺すときが一番わらってる。 昔って何やっていたっけ？昔もこんなことしていたような？ うーん、覚えてないや。どうでもいいや。 みんなが頑張ってくれるよ～。 レウは遠くから「ばーん」ってやればいいんだよ～。 昔から、誰かを殺していたような気がするんだ。 昔は男の子だったと思うんだ。 でもこの記憶は本当にレウのものなのかな？ 病気で息子を失った科学者によって生み出された。 しかし、どう頑張っても「息子」にはなれない。 レウコンという個体は「失敗作」だった。 どれだけ謝っても「失敗作」に価値はなかった。 科学者は息子の記憶も移植しようとしたが、不完全に終わった。 自分に土をかけられる記憶があった。 これは「息子」の記憶だろうか…？ それとも「失敗作」を処分したときの記憶だろうか…？ 分からない。わかるのはずっと戦っていた。 「レウ」という名前だけを覚え、誰かに謝ることを求めて。 気づけば世界は終わっていた。 たからもの(人形） 「ボロボロになった元は白かった兎の人形」 一人称「レウ」 二人称「名前」「ちゃん」

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