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●概要 本１冊を片手に世界中を放浪する謎の人物。 あらゆることに博識であり、同時にあらゆることに無知である。 ●過去 -始まりも終わりもなく円環は無限へと昇華する- 彼/彼女が持つ本にはそう書かれている。 とある姉弟の意識から誕生した世界の支配者は、ありとあらゆる『物語』に自分の分身を解き放った。 彼ら彼女らの意識が支配者へと統合される中、一人の独立した意識が産声を上げる。 次に気がついた時は、そこは意識の世界ではなく現実の世界の一角であった。 一冊の本を片手に世界中を放浪する彼/彼女の目的はただ一つ、始まりも終わりもなく、ただ永遠を繰り返す彼/彼女の『物語』に意味を見出すことだ。 ●裏設定 レネゲードウイルスによって自我を持った、白河 心の分身のうちの一体。 『普通のオーヴァード』という設定で分身を作ったものは良いものの、直ぐに飽きてしまい放置。分身はそのまま心に統合されるはずだったが、レネゲードウイルスの作用により自我を持ち活動を開始する。 普段は世界中を旅しながら、色々なことを勉強している。 オリジナルに会ったことはないらしい。

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