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こくかい・つづれ 子殺し→我が子を食らうサトゥルヌス→サトゥルヌス（クロノス）はアダマスの鎌を持っている→徒（あだ）　むだ。 徒然から縮めてつづれ ところが、中世にはアダマス / アダマントは磁石をも意味するようになった[1]。ラテン語で動詞「愛する」を adamare といい、鉄をひきつける様子から磁石を lapis adamans（愛する石）と呼んだのが、さらに転じて adamas = 磁石となったのだという説がある（Wikipedia） サトゥルヌスは連作「黒い絵」の中の一点。 ▼映画監督（カメラマン）-2015芸術家ベース 映画監督といっても自主制作に近いイメージなので、自分で撮るのもやっているタイプ ▼2015特徴表 3-4　戦士 →周囲の物はすべて武器だと考えている。　あらゆる近接戦闘技能の基本成功率50％。 2-10　前職 →EDU*3を前職の技能に振れる：ドライバー（前職の前職）（今は無職） ────────────────── 映像作家というか、映画監督というか。 とはいっても、そこまで名が売れているわけでもなく、大きい映画で副監督をしたり、自主制作映画を製作したり、 どちらかというと知る人ぞ知るタイプのクリエイターだった。 はじめはドライバーの仕事の途中、息抜きにとった短編映像が始まりだった。 コアとはいえそれなりにファンも居たし、本人もそれくらいの位置を好き好んでいた。 モデル兼女優の妻と出会ったのもそのときだ。（名前は実/みのり） 彼女は美しかった。それでいて優しかった。作品を純粋に評価してくれた。良い女だった。 それを一瞬で失った。 家族3人で出かける久しぶりの遠出だったのだ。 車を運転しながら、着いたら何をしようかなんて一家団欒を楽しんでいた。 幸せそうな妻と息子の笑顔が横目に嬉しくて、前から滑って来るトラックに気が付かなかった。 睡眠不足によりハンドルとペダルが狂ったトラックは、綺麗に助手席につっこんだ。 美しくて優しい一家の良い母は、まともな形も残らなかった。 それ以降は酷い有様だった。 元々感性が繊細な芸術家肌だ、一家をどれだけ母親が支えていたのかが目に見えて判明することになった。 まともな家事もできず、車での遠出もトラウマでできず、被写体としての妻も失い仕事もできず、 もっともっと楽な方へ逃げていく途中で酒にも煙草にもパチンコにも手を出した。 どんどん自分がダメになっていっているのがわかっていても、どうしようもなかった。 愛する妻の忘れ形見だけは失いたくないと息子に執着する自分を止めることも出来なかった。 拒まない息子が悪いんだとどこかで自分に言い聞かせていた。 前より感情的になることが増えた。気性も元々静かな方ではない。 つい机を叩いたり大きな音や声を出したりする癖が増えた。 びくりと怯える息子に罪悪感はあった。怖がらせてしまったと思ったときは謝った。 謝っても治るものではなかったが。

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