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潮黒 知波(28歳)男性 【悪】 両親に愛情を注がれ育てられる。 しかし、「お前のため」と学校はかならず私立の進学校に通わされるが、特に不自由を感じたことは無い。 小学の時に白浜海凪都と出会う。境遇が一緒なことから親友となる。 そんな普通に生活をしてた中、高校に上がる間際に「私、両親のいいなりになってこのまま進学も人生も進みたくない」という海凪都の発言を聞く。 それから直後に行動を起こし、海凪都の両親を殺害。理由は「いなければそんな進学せずにすむだろう。」ただそれだけだ。 目的を果たした知波は「そのまんま」の状態で家に帰ろうとしたところ謎の男と接触。それにより殺人がバレることは無かった。 しかし、翌日の海凪都は「愛する家族を亡くした娘」だった。 それを見た知波は彼女との共通点がなくなったことを悟り、その夜に自分の両親を殺害。 「またおんなじだね？僕達はよく似ている。」 だか何故だ、何故両親を殺した時、あんなにも満たされたのだろうか。 彼女の両親を殺害した時、彼女へ対しての「依存」を認識。但し、人物、存在に依存しており、恋愛観ではない。 自分の両親を殺害した時、自分の生みの親、自分を作ったものを殺すことで殺人に対して自分の「生」を認識。但し、快楽からではなく生活の一部として、あくまで「食事」のような感覚で殺人を行う。また、実際に人を食べているわけではないが、このときを境に通常の食事の味がしなくなる。物理的な空腹を満たすためだけに取るようになる。 その「食事」するため、高校から謎の男の世話となる。卒業後はその男の元で殺し屋として生活することになる。基本的には謎の男に教わった体術で弱らせてから自分の手で絞殺。気分で「料理」をするためナイフも使うことがある。 表面は家庭教師(海凪都にばれないようにするため) 性格は物腰柔らかだが、その価値観の違いを完全に隠せることは恐らく出来ていないだろう。 海凪都も自分に一種の依存をしていることにより、悪の部分に気づけないことを知波は気づいている。 【知波にとっての「悪」とは】 「悪」を"理解"した上でそのような行動をし、さらにその上でその「悪」は自分の中では「善」なのだと"認識"しているところだ。 万が一に彼女がそれに気づいてしまった時、それが彼にとっての一番の裁きであり、死である。 そして彼は、生まれつきの悪人です。最初の殺人は悪人になる"きっかけ"ではなく、"引き金"。 「善い悪いもその人次第。だから私は善に対して理解をしていても認識はできません。私の中では悪が善、みたいなものなのですよ。」 「一般人種族の皆さんはこういう時、このような行動を起こしますよね？？？」 「海凪都、ずっと一緒にいような。」 「何故人を殺すのか、ですか？生きるためですよ。」 ※もし文章の流れに違和感を感じた方にお伝えします。それを含めて彼です。その違和感は気のせいではなく、彼の性格です。

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