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上野 洋（かみの よう） 一人称：俺、二人称：あんた 死刑囚。 大量殺人を犯し、裁判でも全く反省したそぶりは見せず、弁護側からさえも情状酌量の余地なしとして匙を投げられた男。 人殺しに性的快感をもっており、虫をいじめるような気軽さで人を嬲り殺す。 殺していないときは酒を飲むか恫喝などを繰り返していた。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝以下秘匿＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 上記はすべて、マスメディアが作り上げた上野 洋の姿である。 事実は以下。 ヤクザ。 ヤクザの幹部の愛人の息子。 子供のころから日常的に虐待を受けており、学校にはあまり通えなかった。 特に母親からの虐待はひどく、殴る蹴る罵倒は当然のこと、食事をさせてもらえなかったり、水風呂に沈められたりコンロで肩を焼かれたりしていた。 幼少期からこうだったため、逃げ出す気力も泣く気力も尽き、毎日誰でもいいからここから連れ去ってくれないかと願っていたところ、HO1が両親を殺してくれたことで警察に保護された。 しかし、保護されたものの、父親が所属していた組の組長が里親になられてしまい、父親の組への借金を肩代わりさせられ、無給で働かされることになった。とはいえ、衣食住は与えられており、両親に虐待されていたころよりははるかにましな環境だった。大人しくしていれば殴られることもないので、天国のように思っている。成長につれ、母親譲りの顔立ちを組長に気に入られ、情婦の真似事をさせられていた。肩から胸へかけて火傷がひどいので、露出のある服は着ない。 そのうち、HO1が大量殺人の犯人であることを知り、自らそのスケープゴートに名乗り出た。 HO1のことを自分を救ってくれた神と思っており、守るためならなんでもしたいと思っている。 自身の死こそ神に捧げる最上の供物。自らを神の羊であると信じている。

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