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2015 ダンサー (関心のある技能は、音や曲をよく聴くということで「聞き耳」を取りました) 「御機嫌よう。調子はいかがでしょう？」 「あぁ…こちらではなかったのに…また違うところへ来てしまいましたわ…」 「わたくし、貴方がたのこと、もっと知りたくて。お友達になりましょう？」 一人称→わたくし 二人称→貴方、(名字)様 日本舞踊の踊り子。 赤い振袖がお気に入りで、よく着ている姿を見るという人も多い。 そのお気に入りの振袖を着て、カラカラと下駄を鳴らしながら放浪していることもしばしば。 なので、性格はなかなかの自由人。気の向くままに自由に生きている。本人の生き方を羨ましく思う人も少なくはないが、悪く言えば、その日のスケジュールや計画なども勝手に崩してしまったり、遅れて来ることも日常茶飯事なので、人間としての信頼や信用は一切得られていないもよう。 家族は日本舞踊の一家であり、そこに生まれた本人も、日本舞踊をしながら生計を立てて生活しているが、その日踊るかどうかは基本本人の気まぐれである。その尻拭いは全て家族がしており、本人が踊ることは数ヶ月に一度あるかないか程度。ただ、舞踊の腕はとても良いため、周りの人もあまり強くは言えない様子。 動物が好き。野良犬や捨て猫にも寄り添い、餌をやったり話しかけたりすることもある。鳥などにも話しかけるため、傍から見たら「不思議な人」「変人」「何か見えてる？」と気味悪がられる時も多い。 極度の方向音痴であり、道が覚えられない。どこかへ行かなければならない時も、急いでいる時も、散歩をする感覚でふらふらと歩いて行ってしまうので、少々見守りが必要である。 □特徴表 【方向音痴】 道筋を考えることが苦手。 □通過シナリオ 人の心は妖面の如し　HO4 縁と命は繋がれぬ 以下、CoC『人の心は妖面の如し』HO4、CoC『縁と命は繋がれぬ』の秘匿情報あり↓ ＿＿＿＿人に何と言われようと、自由気ままに生きてきた。 だって、わたくしにはその『権利』があるから。 生まれながらにして神が与えてくれたのか、はたまた、自分が産み落とされた時、母親が与えてくれたのか。 よくは覚えていないが、とにかく私は『恵まれている』のだ。 本当は、日本舞踊など習わなくても、その辺の人に擦り寄れば、大概は食い繋いでいける自信がある。日本舞踊は、成り行きでズルズルと続けているだけだ。 どんなに言われようと、どんなにされようと、『自分』がそこにあれば、自分が死ぬことは無いのだから。 私は、この強運さえあれば一人でも生きていける。 そう思っていた。 あの日、「強大であり邪悪なもの」に出会うまでは。 今まで襲われなかったのに襲われた。 ……今まで『自分の幸運』だけに頼ってきた自分が、それに叶うはずもない。 わたくしは、必死に逃げた。 持っていた幸運は、出来ることなら手放したくないと思っている。 自分が自分でなくなりそうで怖いのと、またアレに出会ってしまったら、対処することは出来ないだろうと確信しているから。 □後遺症 探索者は常に自分以外の、何者かの気配を感じることになる。だがそれを恐ろしいとは感じない、ただ少し鬱陶しいかもしれない。

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