タグ： クトゥルフ 虫の巣 空蝉の如く

2-5　鋭い洞察力　優れた感覚の持ち主であるため、〈目星〉に＋30%。 4-4　動物に嫌われる(D)　独特のたたずまいのせいで、たいていの動物は探索者を見るなり威嚇してくる。 1d6→6 60p追加 「肉体が仮初の器で、目的のため喚ばれたんならそりゃ道具だ。そうあるべきだろ？俺らはさ」 夜叉玄象/♂/282cm(身長212cm+ツノ70cm) 一人称:俺 二人称:アンタ、主、○○くん 飄々とした大男のような式神。非常に長い角と人外じみた瞳を持っている。無駄に人間を怯えさせることのないよう、非戦闘時は角をしまって眼鏡をしている。戦闘時には邪魔なので外す。 基本的には気の良い性格だが、状況次第で冷徹な振る舞いをすることがある。 琵琶を弾くのが好きで、もし頼まれたら快く応じる。 夜叉:古代インドで森林に住むと信じられた神霊がルーツ。仏教には仏法護符の守護神として取り入れられ、悪人を喰い、善人を守護するとされた。 玄象:南北朝時代まで存在したとされる琵琶の名器。『今昔物語集』において、琵琶の才能を持つ羅城門の鬼に盗まれ、管弦の達人であった源博雅がその音色を聞き分け取り戻したという。 身長:『太平記』に登場する最長の太刀(刀身九尺三寸)と同じ高さ。 以下秘匿バレ 『空蝉の如く』秘匿 ❖HO壱　秘匿HO 『貴方はHO参が壊れたことを知っている。』 ・貴方たちは二年前に三人揃って式神として顕現し、今までずっと肩を並べて共に戦ってきた。 ・しかし二日前、怪奇狩りの最中HO壱は不意を衝かれて致命傷を負ってしまう。悪霊のさらなる追撃がHO壱に下されるその直前にHO参が間に入り、HO参はその一撃で砕け散った。誰かが壊れたのはこれが初めてのことだった。 ・HO弐は即座にHO参の魂を回収し、手負いのHO壱を連れて撤退。あの時の悪霊は未だ取り逃したままである。 ・HO参は全ての記憶を失った状態で復元される。貴方の仲間だったHO参とは同一人物でありながら別人である今回のHO参に対して、貴方はどのように接するのだろう。 『貴方は恐れている。』 ・貴方は壊れやすい自身の性質のせいで他者が傷つくことに恐れの感情を抱いている。HO参が目の前で壊れたのを見て以来、この恐れの感情を拭えずにいる。 ・これを表に出すか否かは自由に決めて良い。 元々は今より明朗な性格で、二年を式神として過ごすうちに人間の感情に対し共感できるようになっていた。しかし、二日前の失態から道具のように冷徹であるべきだったと己の在り方を内省しようとしている。まだ失態からの期間が短いためボロが出ることもあるだろう。 全ての記憶を失っているならば、それはきっと別人であるのだろう。二年を共に戦った仲間は戻らない。失った仲間と同じ顔だったとしても、「初めまして」をやり直すだけだ。 それが当然で、むしろ本来なら"道具"として他の道具の記憶に固執するべきでない。道具であるからこそ、目的のためならば仲間といえど他の道具が傷つくことを恐れるべきでない。 頭で理解していても、刃が鈍るのは何故なのか。 人間未満の存在のくせに、いつまでも仲間の喪失を引き摺り、二度目を恐れる自分が嫌で仕方ない。 故に、二度目が起きない限りは自身の弱点である恐れの感情を他に共有することはないだろう。 余談 その体格と大きな角で何度か屋敷を傷つけており、今でもたまにやらかす。

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