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「折角だし一緒に外に出ない？きっと面白いものが見つかるさ」 [雨→神立 青藍色→せいらん→星蘭] カラーコードは#00558F。 一人称は俺。二人称はあんた。三人称はあんたら。「俺は神立 星蘭。好きに呼んでいいよ」 基本的に呼び方は苗字+さん。 声は中間(高さ)、明るめ(明るさ)、中間(速さ)。 （口調は柔らかめ、中性的） 櫨染 恵(2つ上)は親友。瀬恵詩 彗(1つ上)、跳霧 琴和(2つ上)は友人関係。 3人とも大学時代の先輩でもある。 楝音 汐登とはちょっとした顔見知りだった。瀬恵詩 彗を通して話したこともある。 佐久間 雨は高校時代の先輩。卒業しても連絡を取るぐらいの仲。 志汪 録波と高校時代の同級生。少し話すクラスメイトくらいの関係値だった。 花葉と中学時代の同級生。 イメージセリフ 「俺はただの一般通過林業者かな。ちょっと木が好きなだけだって」 「人って好きなものに対しては一直線だよねぇ…」 「自然は大事にしようよ」 ー過去関連ー 「あの日確かに、俺は俺の執着を見つけたんだよ」 ☆友人関係について 彼女が入学してから、恵と琴和が卒業するまで。 たった二年間、されど二年間の間、暇さえあれば集まっていた仲良しグループ。 「俺はあの空間大好きだよ。今でも連絡とってるし」 出会いのきっかけは、彼女たちが所属していたサークル。 高校時代に入っていたアウトドア部の影響で、大学でも彼女は似たサークルに入ろうと考えていた。 そこで目に留まったのが、ハイキングサークルだった。 他の三人のように＜登攀＞技能を持っていないため、彼女は本格的な登山ができるわけではない。 が、サークルではハイキングしかしていないし、初心者向けの山ならば他三人に先導してもらいながら登れるため、その件で不便に感じたことはない。 ☆職業について 幼い頃から外が好きだったため、高校卒業までの彼女はアウトドア関係の仕事に就きたいとぼんやり考えていた。 大学で出会った恵と琴和が登山家を本格的に目指していったのを見て、二人を追うように登山家になろうか、と考えが深まっていった。 このままなら、彼女は登山家になっていただろう。 しかし、一つ目の転機として、彼女にとって予想外なことが起きた。 彗が登山家ではなく、南極調査員を目指し始めたのだ。 てっきり友人たち皆で登山家になると考えていたため、進路を見つめ直すきっかけになったのだ。 ただ、恵や琴和のように何かへの狂気と呼べるほどの執着も、彗のように難しい職に考え挑戦する力も、当時の彼女は持ち合わせていなかった。 四人の中では一番年下とはいえ、進路決定までの期限は刻一刻と迫る。 不安を抱える中、休暇が揃ったため、久しぶりにハイキングをすることになったのだ。 それが、二つ目の転機だった。 彼女はそこで、彼女だけの執着を見つけたのだ。 恵や琴和にとっての山のような、彼女だけの執着を。 いつものように琴和と彼女が喋り、彗と恵が聞き役に回る。 そうして、最深部の大木を目指した。 しっかりと足の痛みを感じてきたころ、開けた空間に出た時の。 その時の衝撃を、彼女は忘れることはないだろう。 彼女の目に入ったその木は、それはそれは力強かったのだ。 まるで晴天の中、神立に…雷に打たれたようだった。 それを見て、彼女が思ったのはただ一言。 ＿＿木にかかわる仕事がしたい。 力があるわけでも、器用なわけでも、精神力があるわけでもない。 それでも、彼女は木への執着だけで林業者をやっている。 以下キャンディ・レインのネタバレあり 佐久間 雨のことを忘れ、帰った。だけれど、全てを知らないわけではない。 彼が彼女の前で笑ったことを、憶えているから。 （志汪 録波なら「星蘭がよく話していた先輩」を知っているかもしれないが、 星蘭が録波に聞くことも、録波が星蘭に話すこともないだろう。 だから彼女は、先輩の彼の名前を知ることは、きっとないのだ。）

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