タグ： ねこやま ななくさ グリーンの探索者

2010の大学教授ベースの研究家 特徴表4-10夜に弱い：夜には、すぐ眠くなる体質である。深夜0時を過ぎても活動しようとすれば、＜アイディア＞および＜知識＞ロールの成功の範囲がそれぞれ2分の1（端数切り上げ）となる。ただし、早起きは得意である。1d6（40） 特徴表6-4は生きていた：生き残る術に長けている。死からの生還(基本P.64)のチャンスが通常の次ラウンド以内ではなく、5ラウンド以内に伸びる。 昔から研究者気質で天才としてもてはやされていたが本人はあまり周りの評価に興味なし。 人からの好意は最初警戒するが受け入れると わりと人に依存するタイプで懐いたら気まぐれに甘える猫。好奇心旺盛。少し小生意気。 花や植物研究家の母はとあるカルト教団に入って初潮の際、自身を身ごもって出産。七草が若い頃に教団関係で死んでしまった。父親は誰か知らない。現在は母方の妹が保護者となっている。（祖父母が離婚してしばらく母と自分の存在は知られていなかった） 母が生きているうちに現れなかった家族に対しては複雑な気持ちしかないため一人暮らし。 一時期自暴自棄になっていたため、腕を見ると注射痕がある。 ★話し方など おれ、あんた、～でしょ、～なの？　親しい人→君、ぼく ★名前について イメージのことわざ：好奇心は猫をも殺す 意味はイギリスのことわざが元になった、好奇心が強すぎると身を滅ぼすことになりかねないという意味をもつ語のこと。 ★卓でついた設定 友人の家だったマンションに現在居住。平均よりは高いとこ。 金木犀の香水を使用。28年分の写真あり 【AF・呪文】 ・海色の風鈴 涼し気な音色を奏でる風鈴。1d3 正気度を回復できる。使用後は普通の風鈴になる ・眠れない夜のマドラー 喫茶店の店主から貰ったステンレスマドラー。このマドラーを使った飲み物で休息を取ると、MPが全回復する。※ロボンの槍を模したもの。 【クリアシナリオ/感想】 10万年後の君達へ　/夢は叶えるよ さよならは2番線ホームで　/またね 2024.9.1　眠れない夜は喫茶店に行こう　/よく眠れるといいね。あんたも、おれも。 2024.9.2　リチャードゲーム　/あの時はタイプだと思ったんだよ！うるさい！（八つ当たり） 2024.10.14　扉を開けば　/根無し草。案外不器用なやつ。今度の土曜日空けといて（放っておいたらあいつみたいになりそう）（ごはん急に誘ったりする） 【遭遇神話生物】 ショゴス　ムーンビースト 【交流関係】 多々良 瑠輝（たたら るき）　PLシッキーさん　/たたら。性根は悪いけど人としてはいいやつ　嫌な笑顔の時はジト目になる七草 https://charaeno.com/6th/-IMKbe3fSMFpRPcBE4odJ ×以下10万年後の君達へシナリオ内容ネタバレあり× ●HO2 あなたは元研究所職員だ ・職業技能 P(ポイント)について 職業＜教授＞などでお取りください ・推奨技能 生物学 物理学 高 int(PC) ・HO2 あなたは元理化学研究所の職員だ。 あなたは理化学研究所生態科学部で研究員をやっていた。 あなたには幼馴染の政府の役人「桐谷智也」がいる。 ある日、彼が研究所に持ってきたアタッシュケース。 それは研究所の偉い方によって研究されることとなったが、 あなたは好奇心に負け、そのアタッシュケースを開いてしまう。 そのせいか、あなたは一時的な忘却を経て、理化学研究所の除名を余儀なくされてしまった。 その後、貴方は金銭苦に襲われ、桐谷から直々に生態調査の招待を受ける。 「おめでとうございます」、「貴方は選ばれました」など。 幼馴染である筈の貴方にまるで初対面のように淡々と言葉を告げる彼。 その際、消え去ってしまった記憶の中の桐谷の悲しそうな顔が過るだろう。 あなたは今回の生態調査は幼馴染である桐谷が主導していると知っている。 しかし、アタッシュケースに入った物がなんであったのか、 何のために桐谷はアレを所持していたのか知りうるためにこの生態調査に参加することにした。 あなたの目的はこの生態調査によって幼馴染である「桐谷智也」の考えを知ることだ。 幼馴染「桐谷智也」 ▼桐谷 智也（28） 国家公務員 男性 〇ステータス STR:8 DEX:17 INT:16 CON:9 APP:14 POW:5 SIZ:14 EDU:21 〇プロフィール＆あなたとの関係性 国家公務員 環境省地球環境保護局政務官 28 という若さで政務官にまで上り詰めた男性。 あなたは彼と同じ栃木県の町で生まれ、育ってきた。 少し頑固だが、心優しい彼は中学卒業後から頭角を現し始め、 高校卒業時には明確な将来像を持ったまま大学へと入り、その後国家公務員となった。 お互いに大学卒業後は自分の仕事に注力し、中々顔を合わすことは出来なかったが、 紛れもない心を許した親友であった。 だからこそ、そんな彼があなたの職場へ、 あなたに知らせず謎のアタッシュケースを持ってきたことに違和感を覚えた。 しかし、あなたにはアタッシュケースを開いた後の記憶は無い。 ただ一つ覚えているのは悲し気な桐谷の顔だけだろう。 何が何だか分からないまま気が付けばあなたは職を失い、金銭苦に襲われていた。 そんなあなたの元に彼が現れ、今回の生態調査へと足を運ぶこととなる。 ・特記 あなたは局所的記憶喪失になっている。 あなたは今探索の際、貴方の推奨技能に+10 の補正が入る。 (int は+2。上限は 18) また、あなたは今生態調査でチーム B に所属する予定だ。 桐谷智也という幼馴染や研究仲間がいてくれたから持ち直せていた感はある。 金銭苦になったのはアタッシュケースを開いてしまっただけで記憶を一部無くし、除名されたことや、桐谷智也と会うことがなくなってから荒れに荒れ、海外にて違法薬物に手を出したため。 これも美しい植物をみせられて油断していたところを仲間に引き入れられた。 自暴自棄になっており、研究職で結構稼いでいたお金も尽き、いつの間にか無一文になっていた。（現在は薬物克服？） [親友へ] もしも、このファイルを君が読んでいるのであれば僕はもうこの世に居ないの だろうね。 七草。 ごめんよ。 謝っても、謝り切れない。 きっと君は此処に来てしまうのだろうね。 僕の失敗だ。 君を巻き込みたくなかった。 君に知られたくなかった。 その一心で。 ねぇ、七草。 僕は君に救われたんだ。 なんてことない約束。 もしかしたら君は覚えていないかもしれない。 ちゃちな約束。 馬鹿馬鹿しいと思うかもしれないね。 子供じみていると笑うかもしれない。 でも君は僕の憧れだったんだ。 沢山の思い出がある。 いつもの登下校の道に。 いつもの校舎。 いつもの公園。 夕焼け小焼けの歌が響いて、さよならする。 そんな当たり前が。 僕はそんな「普通」が欲しかったんだよ。 特別なことなんて何も要らない。 ただあの場所をもう一度だけ取り戻したかったんだ。 でも、其処に僕はいけないみたいなんだ。 七草。塩谷町の事を頼みたいんだ。 僕は君にさよならを言いたいんだ。 君が此処に来てしまうというなら僕は君に精一杯のさよならを言うよ。 不器用で、要領の悪い僕だけどさ、それくらいなら出来るから。 そうしてお別れが済んだら。。 君はこの先を生きて欲しい。 幸せになって欲しいんだ。 七草 なら大丈夫だよ！ 君なら大丈夫だから。 なんて無責任かな……。 塩谷町の事も、このパソコンの事も、全部全部自分勝手だね。 だからごめんね。 どうか君の幸せを願っている。 さようなら。 僕の親友。 ◯桐谷智也の場合 バレンタイン。 それは彼にとって何処か甘く切ない思い出。 桐谷智也は実は料理が得意な方である。 なんて事ない。 家で教えられたから得意なのだ。 小学校低学年。 まだ何も知らない頃だろう。 バレンタインというものを知った。 異性が好きな人にチョコやクッキーなどのお菓子を渡すイベント。 好意や感謝を伝えるイベント。 彼はHO2が大好きだ。 それが全てだった。 母親にお菓子を作りたいからと理由をつけ、バレンタインまで保存出来るようクッキーを焼いた。 少しでも喜んでくれたら嬉しいと。 少しでもこの気持ちが伝わってくれたら嬉しいと。 頑張って頑張って手作りで作ったのだ。 ただ、ただその事に夢中で。 ただ、ただHO2の喜ぶ顔が見たくて。 だからだろうか。 『やーい！男のくせにクッキーなんて渡してやんの！』 そんな野次をその身に受けることになったのは。 休み時間の教室でこっそりとHO2の渡したクッキーは友情の象徴と呼ばれていた。 なんてことないバレンタインのジンクスの一つ。 しかし、それを見かけたクラスメイト達はまるで祭り事のように囃し立てたのだ。 『桐谷君！女子が男子にお菓子を上げるのがバレンタインなの！』 なんて声まで聞こえてくる。 責めるような声。 幼さという名前の暴力。 固定概念という名前の知っているものこそが全てだという幼き確信が確かに彼を襲っていた。 恥ずかしさと恐怖でHO2の顔を見ることすら出来ない。 そんな最中、彼の中の何かを壊す言葉が飛んで来た。 『HO2も迷惑してんだろー』 『男の癖して気持ちわりーんだよ』 たった一言。 そのたった一言だけが耐えられなかった。 温厚で優しく、誰かを傷つけることのない。 理知的で大人しい彼が牙を剥いた。 がむしゃらに放たれた拳は不器用にその男子の頬は当たり。 上手く放たれない蹴りは男子の膝の辺りを捉え。 そしてやがて、複数の男子達に捉えられる。 感情を。 心を。 抑えつける方法なんて分からなかった。 ただそのステレオタイプがどうしてか憎くてたまらなかった。 ただ、僕は笑顔が見たかった。 ただ、僕は感謝を伝えたかった。 ただ、僕は好きだと。 このままも変わらないでいて欲しいなんて。 その後、彼は担任に呼び出され。 学校にお菓子を持ってきたという事、そして学友を傷つけたという事で長時間説教を受ける。 両親まで呼び出され、静かにその言葉を受ける。 そして、彼はただただ虚空を見つめながら涙を溢す。 一つの炎が確かに心に燃え上がりながら。 『僕の気持ちは表に出したらダメなんだ』 『ずっと覆い隠し続けよう』 『誰にも気付かれないように』 『もう傷付かないように』 『きっとHO2も迷惑だったろうから』 『だから、この気持ちはしまっておこう』 これは悲しい孤悲の物語。 この世界をより強く憎むようになった孤独で悲しい、恋の物語。 金木犀は夏にだけ咲きません。 日差しの下に飾りっぱなしにされていれば葉から崩れ朽ち果てて行きます。 やがては香り高く美しく咲き誇るというのに。 愚かな政府の役人はそんな夢を見ないのでしょう。 ただその命を投げ出してでも失われた故郷を思うがため。 ただ大切なその人に幸せになって欲しいと言う願いがため。 拒絶されたくそったれなこの世界。 しかし大切な人が生きるこの世界だからこそ彼は己が命を秤にかけてしまうのだと思います。 まるで儚く枯れ果てる金木犀のようですね。

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