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「そんな怖がってちゃなんも楽しくなくなるぜ？」 「それとも何？もしかして担当がそこにいたりなんてしたの？」 にいだ　めろう 穏やかに見えるが品性やプライドがなく、下衆な質問や土下座を平気でしてくる人間性。それゆえに何をするにも躊躇わない。そんな性格。普段は『劇団酩酩』という劇団の主宰をつとめており、公演においては役者と照明スタッフを兼任している。犯罪行為に手を染めていることについては「まぁ成り行きだよね」と適当を抜かしている。 「別に何があったというわけじゃない」 「親に殴られた記憶も金に困った記憶も友達がいなかったこともない」 「ただ、それが当たり前みたいに【自分】が自然発生することはなくて、いつだって誰かを模倣して生きていたってだけ」 「それの何が変なんだ？」 「皆の手元にある【自分】が果たして全部自分から生まれたものだってどうして言い切れるの？」 「今の、この【自分】は誰からだって？」 「昔の██から貰ったよ」 以下秘匿 常にだれかの性格を模倣して生きていた男。現在の性格は人前での悪魔の性格を模倣したもの。流れて生きていくタイプの人間ではあるが、どこに流れるかは自分で決めるため自我はそこそこに強い。 『劇団酩酩』は悪魔と立ち上げたものであり、悪魔が失踪した今は自身が悪魔の代わりに主宰をしている。元々犯罪の隠れ蓑というだけであったが、なんだかんだで嫌いではない模様。悪魔が裏切ったとは考えておらず、もし悪魔が自分のもとに戻ってくることがあれば彼は元々の性格に戻るというそれだけの話である。

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