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○滋星恵珠(しせい・けいじゅ)/『21‘s Gun』CASE：Ritu KPC ・今年最初の雪が積もったような白髪を柔らかく纏め、穏やかな青色の眼差しを優しく瞬かせる青年。 ・捜査第一課に所属する刑事。穏やかな見目通り、性格もまた穏やか。血気盛んな面々の窘め役や参謀、調整役として立ち回ることが多く、当人もサポート的な役割を好んでいる。 　存外愉快犯気質というか、楽しいことが好きな質でもある。 ・前職にて、一時システムエンジニアとして働いていた為、サイバー犯罪対策課に所属する面々に負けず劣らずコンピューターの扱いに長けている。 　ゆえに、有事の際は主に現場の後方や、捜査本部にて情報収集や指揮を任されることが多く、柔らかな見目に反した実力を存分に発揮している。 ・また、普段は隠してはいるものの、その実内面にはかなり激しいものを宿している一面もあり、怒らせると誰よりも恐ろしくなるタイプ。 　決して感情を高ぶらせることは無く、けれども、歴戦の捜査一課の面々の背筋を凍らせるような作戦を立案、或いは遂行、行動を実行し、密やかに諸々を成し遂げていく。 ・二人の息子と娘が居る二児の父。 　仕事に忙しく奔走していることも多々あるが、家に帰れば誰もが認める良き父親。 　時折、家族の可愛らしい姿があると、その写真やらエピソードやらを同僚らににこにこと自慢してしまう。だって、可愛いから仕方ないだろ？ 俺の自慢の家族だよ。 　息子の名前は『ソウ』。娘の名前は『セイ』。最愛の妻と共に、いとしいいとしい、何よりも守りたい存在。 ・趣味でトランペットの演奏もしているが、これはあくまでも手慰み程度のもの。 　その昔、まだ刑事へと転職する前のこと、1度だけ、サックスを演奏する六道さんの姿を見掛けたことがある。確かに、彼もまた趣味の領域だっただろう。けれど、どこか、彼の音には魂を揺さぶられるような、そんな真っ直ぐなものがあった。 　彼のことを、当時は何も知らなかったけれど。それでも、"らしい"と笑ってしまうような、そんな音色で。なぜだか、頭の片隅で覚えていた。 ・だから、警察官になり、刑事になり、順当にキャリアを重ねていく中で、再会した六道さんの姿に、正直かなり驚いた。当人には、伝えたことは無いけれど。 ・刑事である彼との交友を重ねていく中で、もう少し、緩やかに穏やかに生きれば、と思わなくもない。 　けれども、魂を揺さぶったあの真っ直ぐな音色のような、そんな生き方が、彼の生き方なんだろう。そう思っていると同時に、それが大変好ましくも思うから。 　だからせめても、彼のことを少しでも彼から、まあ、肩の力を抜かせつつ支えれればな、と密やかに思っている。 ・いっそ実直過ぎるほど真っ直ぐに生きる君には、どうしたって、幸せになってほしいと思ってしまうんだよね。 ・まあ、夢を言ってしまえば、いつか君とお互いの家族の話を肴に盛り上がれる日がくれば、と思うけど。まあ、夢は夢だしね。俺の勝手、な。 ・ま、だからさ、今後とも同僚として、同期として、宜しく頼むよ、律。 ・六道さんへの呼び方は「律」。 【特徴表】20：前職 【フレーバー】54木蓮（もくれん）「自然への愛」「持続性」 必ず全ては報われる。無駄な努力などあるはずがない。力強く肯定する貴方は、しっかりと前を見つめているような人だ。貴方が居れば安心だ。きっとそうだ。

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