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ガスライト女性探偵 ロージー(ローズマリー)・ハミルトン お調子者の新人探偵。 20代、女性。 中流階級の出身。父親は弁護士。 警察(スコットランド・ヤード)に勤める優秀な兄がいる。 ロンドンの端の小さな事務所を拠点に、街の内外を駆け回る私立探偵。 ●人物像 活発でお転婆、朗らかで人懐っこい性格。 活動的で特に街の子供達からは人気がある反面、この時代の女性に求められるような慎み深さには欠けており、保守的な人間からは嫌われるような振る舞いも気にしない。 幼少期にはよく外に出てスカートの裾を引っ掛けて破いていた。 その方が快適だからという理由で膝丈のズボンを好んで履いており、生足を出しているのをはしたないと言われてしまうことも。 そんな男勝りなイメージの一方、ロマンチストで乙女な一面もあり、お姫様のように扱われたり、男性にカッコよく守ってもらいたい願望があったりする。 ・容姿 童顔でともすれば未成年と勘違いされがち。 男装あるいは活動的でボーイッシュな格好をしている事が多いが、意外とスタイルは良い。 ・所持品 いつもお気に入りのキャスケットを被り、懐中時計を下げている。 護身用に携行しているリボルバーは父親から拝借したもの。 パイプも持っているが、格好だけで煙草は吸わない。 ・声 群衆の中でもよく通る声をしている。幼い頃から歌をよく褒められたこともあり、声には自信がある。特技は声帯模写。 ●シャーロック・ホームズへの憧れ 読書家で幼少期から活字を読むことに慣れ親しんでおり、“ストランド・マガジン”の読者であった。 そこで読んだシャーロック・ホームズの活躍に心奪われ、自らも探偵を志す。 なお、シャーロック・ホームズ本人のファンというよりは彼の“伝記作家”であるワトソン氏のファン。 ホームズとワトソンのようなバディへの憧れがあり、自分の理想の相棒になってくれる人間を探している。 いわゆる“安楽椅子探偵”に挑戦したりもするのだが、ホームズと比べ前提知識が全然足りていないため、彼のように一目見ただけでその人の事を言い当てるような芸当はできない。典型的な足で稼ぐタイプの探偵。 ●探偵として 鮮やかに事件を解決するシャーロック・ホームズの活躍に憧れて探偵を始めたが、舞い込んでくる依頼は物探しだの浮気調査だのでロンドンを駆け回る日々。急ぎの依頼で呼ばれてみれば家庭教師代わりにされたり子守りやお使いを頼まれることもしばしば。 思っていた探偵稼業とは違うが、人助けは好きなのでなんだかんだ充実している模様。 今のところ殺人事件を扱ったことはない。 頭の回転は早いのだが単純に専門知識が足りなかったり、お人よしで人を疑うことが得意ではないために犯罪捜査には向いてないとよく言われる。 また生来の素直さ故に、悪い噂を聞くと義憤に駆られて決め付けて行動しがちなところがあり、しばしばその事を反省している。 調査の際には探偵と言うと警戒されるため、新聞記者を自称することが多い。 その他にもしばしば現場に合わせて変装したり、目立たないように男装で行動する事も多い。時には使用人として雇われる事で潜入調査を行う行動力もある。 「ごっこじゃありません！正真正銘の探偵ですよ！」 「殺人事件とか実際にあるんですかね？依頼されたこと無いんですけど！」 「えっ、ホームズさんってあの格好しないんですか！？」 「私にもカッコよくて頼りになる助手兼伝記作家が居たらなぁ。…同居人、探そうかな」 「私が助手でもいいかも」 「女は横向いて馬に乗らないといけないなんて、変ですよ。大陸の馬賊にはそんな風習ありませんし」 「なんて事はない新聞記者ですよ〜。え、どこの記者か、って？」 「…え、えーと…ナイワー・ラルト・プレス…？です！」

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