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【後遺症-心月の呪い】4卓分 KPC（PC）と見つめ合う時だけ、それぞれの瞳に黄色い月が浮かび上がる。 お互いに対する精神分析に+10% 期間はそれぞれ儀式の際のダイスロールの値によって決定される。 【後遺症-親指もしくは手首の切断】 親指を切断：手を使う技能が全て-5% 義肢にする、もしくはそのまま五年以上の月日が経った場合はマイナス補正はなしにして良い。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 職業技能：大学教授 ●誕生日 　2/21 ●誕生花 　スミレ…………「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」 　ネモフィラ……「可憐」「どこでも成功」「あなたを許す」 　サンシュユ……「遠慮」「内気」「はにかみ」「気後れ」 ●前職 中高の化学、理科専門。田舎の母校で働いていた。 ●好き 子供………………笑うと笑ってくれる。可愛い。優しくしてあげたい。 学校………………楽しかった思い出がいっぱい詰まった場所。 友達………………楽しい。ちょうどよくて居心地がいい。 卵焼き……………時間があるとき、母が朝食やお弁当に入れてくれていた。甘い卵焼き。 千和ちゃん………優しい、居心地がいい。可愛い。しっかりしてる。早く抱えてる問題無くなるといいな。とても大事…気を付けないと…。 ●嫌い ホラー……………怖い。 1人………………寂しい。 ●苦手 魚………………好きだけど綺麗に食べるのが難しい、頑張りたい。 本音を言う……難しい。 甘える…………やり方があまり分からない。 ●分からない 母………………大事。一人で育ててくれたことにすごく感謝している。が、好きだけど、好きで合ってるのか分からなくなってきた…。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●あらまし ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 物心着いた時から母子家庭。 母は養う生活費を稼ぐため、掛け持ちで働き詰め。 一緒に過ごす時間はあまり無く、ほとんど一人。食事もレトルトや総菜が並びがち。 母は生活の目まぐるしさから、時間があってもPCに構うことをあまりしなかった。 ふとした時、勢い余って手を挙げてしまわない様、余裕のない母なりの選択だった。（とはいえ酷い扱いをしているわけではなく、接し方は優しい） 幼い頃からなんとなく…成長するにつれ、より母の思いを理解していっていたため、寂しい思いを口にすることはしなかった。 そんな母だが、時間ができれば食事だけは必ず作ってくれており、それがPCにとっては何よりもご馳走だった。 しかし体を酷使し続けた母は、PCが中学の時に一度大きく体を壊してしまう。 それを機に、PCは早く母を楽にさせるため公務員を目指し勉学に力を入れ始める。 元から子供が好きだったこともあり教師の道へ。 いつまでたっても上達することはなかったが、家事を手伝い、バイトで学費を稼いで少しでも母の負担を減らすため努力をした。 「母が楽になるなら」と、その気持ちだけで大変なことも全く苦にはならなかった。 母はPCの気持ちに全て気が付いているが、何かを言うことはなかった。 気が付かれていることをPCは分かっていたが、自分がそうしたいという気持ちが本心なことには変わりないため、何も言うことはなかった。 高校卒業後は通信制の大学に通い、順調に教職へと就き一人暮らしを始めた。 母とは定期的に一緒に時間を過ごし、上手いこと言ってお金を受け取らせている。 色々と余裕が出たのか、母の雰囲気が少し柔らかくなった。 始めこそ慌ただしく仕事に必死で食らいついていたが、持ち前の柔らかい雰囲気で同僚や生徒と早々に打ち解けていった。 PC本人も楽しく、何事もなく過ごしていたさなか、症状が現れる。 それからは毎日毎日、「近所の人に、同僚に、生徒に怪我をしている人がいたら」と怯えながら過ごすようになる。 全ての症状の関係者は一人もいなかったが、身近な人を…生徒をいつ巻き込んでしまうか分かったものではなかったため、仕事を退職。 こぶしにできた傷を見て、何故か母とは絶対この状態で会ってはならないと思い、接触を避けるようになる。 不幸中の幸いは、ある程度お金があったこと。（物欲が少ないため） できるだけ人と関わらなくて済むよう、現在は山奥で探偵を営んでいる。 母には仕事が忙しくなるという適当な理由で半ば無理やり接触を避けていたため、現在は言い訳が尽き、連絡を無視するはめになることもしばしば。 心配する旨は伝えられているが、母自身もそんな接し方をしてきたことで、現在も強く言及してくることはない。 でもずっとこのままでいるわけにはいかないという意思はちゃんとあるので、何とかしたい気持ちでいる。 が、お手上げ状態なのもまた事実……（隠居してから3年） ●ちょみっと詳細 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ とても他人思いで優しい性格。基本的に弱弱しい。色々顔に出やすい。寂しがり屋（と分かってるけどあまり考えんようにしている）。 母親に限らず、大事な人がいればその人のために頑張っちゃう人。 それゆえ自分のことが疎かになりがちな部分が多い。母に似たんでしょう。 母のことはもちろん大事だが、特殊な距離感の家庭だったため、一般的な「親が好き」とは少し違う。 学生の時は周囲の人間からかなり可愛がられており、その環境にかなり甘えていた。 というのも、母に対して不満が一切ないのは事実だが、十分に甘えられなかったことにより愛情不足状態だったのもまた事実。 それを友人との時間で無意識に補っていたが、初めて異性から思いを告げられた時に自分の状態を理解。 理解した理由は、恋人関係→友人より深い関係→深い甘え方が分からない…そしてそれ以上近づくのが怖いと感じたため。（だから友人と過ごすのはやたらと心地よかったのか……となった） 結果的に交際経験はない。 昔から子供が好きで、教師を選んだのは割と必然的だったんじゃないかと思っている。 職に就いてから、自分にとても合った環境だとより強く思っていた。 生徒からも人気で、本人は知らないが「癒しの象徴」と一部から言われるほど。 教師を辞める際は生徒達からの言葉や、もっとその仕事をしたかったという思いから生徒の前で泣いた。結果おもちゃに。 それでも生徒達に最悪の影響が出る前離れられてよかったと思っている。 ●鶴來 千和に対して ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 突然やってきたときは驚いたし、自分のやばい症状もあったからすごく悩んだけど、訳アリな子供だよな……と思ってひとまず受けいれた。 抱えているであろう問題をなんとかしてあげたい気持ちが強いので、色々タイミングを見計らっている。 基本的には向こうが話してくれるのを待つスタンス。 けれど何故か症状は治まり、二人で平和に過ごし、気が付けば彼女の存在にとても助けられながら生活するようになってしまった。 生活面のことよりも、PCがシンプルに孤独に耐えられるタイプじゃなかったから。 思いのほか千和ちゃんが懐いてくれているので頭を悩ませることが多い。嬉しい反面、気をつけなきゃ…としている。 油断すれば諸々の反動で確実に依存してしまうであろうこと、さらには大人と子供という立場を踏まえ、距離感はすごく気を付けている。 なんて考えてるけど、既に手遅れなんだろうと心のどこかで思ってるし、実際にそう。 かなり心の支えにしてしまっているので、彼女が無事家に帰れるようになったときは、笑顔で見送るつもりだが大きな精神負荷は免れない。 現在唯一、「一緒にいて普通に生きれる相手」なんて依存にならない訳がない。

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