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「あ?　信じろ?　やだよ。言葉なんか信用できるか」 「世界のバグを修正する……それが私の仕事だ、仕事なんだろ」 UGNイリーガルの女子高生。地味め。一人でいることが多い。 スマホ片手にゲームに興じネットに入り浸る、今時の若者。 がちがちの理系であり、故に"一般的"な同年代とはそりが合わない。 趣味は兄から教えてもらったプログラミングで、能力発動時の"呪文"にも用いている。 相手に"命令"する能力を用いる。 起こしたい事象を念じながらキーワードを呟くことで、実行される。 音節自体に意味はなく、あくまでキーワ－ドに込めた感情によって、効果が左右される。 他、相手の嘘を見抜いたり、記憶を読み取ることが可能。 中学生の時、クラスメイトの言葉一つであらぬ罪を着せられた経験から、他人の言葉を信用しない。 覚醒するまでは"行動"を信じるようにしていたが、覚醒時に巻き込まれた事件を経てからは、自身の能力で"記憶"を読み取った相手でなければ信用しない……としている。 とはいうものの、根本的には嘘をつかれたり、騙されるのが嫌なだけなので、他人の話自体は聞くし、気を許した相手には甘い。 UGNイリーガルとして活動する理由は、巻き込まれたからというのが一番であり、自主的なモチベーションはあまりない。 アルバイトなりMMOゲームなりの感覚……というよりは、そう思わないとやってられない。 最低限の生活の保障なり、便宜なりを図ってくれるのであれば、頼まれごとぐらいはこなす、という程度。

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