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再生 新/ｻｲｷ ｱﾗﾀ(26) 【誕生日】10月7日 【家族構成】なし 「ん〜？俺の名前？あはっ。俺の名前は再生 新だよぉ。どんな名前で呼ばれても怒んないからぁ、気軽に呼んで？」 ふわふわとした雰囲気が特徴の男性養護教諭。 ちゃらんぽらんな様に見えて仕事と私事をしっかりと分けることが出来、仕事もそれなりにできる方である。 学問的な評価は常に中の下を彷徨いており、教師免許等もかなりギリギリのラインで取得したらしい。本人も成績の低さについては自覚しており、「俺って馬鹿だからさ、」といった言い回しを普段からよく使っている。 とはいえ、しっかりと教育は受けているので難しい単語等は一応知っており、日常会話は基本的に問題なく行える。しかしやはりどこか若者被れのような言葉を使うこともあったりし、そういう部分は生徒からも人気なようだ。 生徒との仲がかなり良く、色んな生徒から愛され、親しまれているらしい。本人もそれを良しとしており、保健室には彼に会いに来る人等がよく出入りしてきている。 ─────以下、ステガノグラフィHO1秘匿ネタバレｱﾘ ⚠️注意⚠️ 以下の内容は非常にセンシティブな内容に触れる可能性があります 苦手な方は読まないことをオススメ致します。 　 ______彼は天才だ。 昔から基本的になんでも出来た彼は、その天災性故に周りの人間とは相容れぬ日常生活を送っていた。 周りにいる同年代達の出来ないことが、なぜ出来ないのかが分からない。彼らが何を話しているのかが理解ができない。 だからこそ彼は同年代の子どもとは殆ど遊ぶことが無く、自身よりいくつも年上の青年、もしくは大人と呼べる人物達との関わりが強くなっていったのだ。 だからこそ彼は保育園や小学校という場所が苦手であり、一時期は不登校になっていた時期もあったほどであった。 しかし、少し大きくなった頃。彼は周りが可笑しいのでは無く、自分が特別なのだということを知った。 自分の頭が良すぎたせいで、自分は周りと溶け込むことが出来なかったのだと。 それを知った彼は、もしかしたらと考えて馬鹿な“フリ”をするようにしてみた。するとどうだろう。今まで全く理解の出来なかった奴らが自分に此処ぞとばかりに群れてくる。そんな彼らの会話も低レベルな物と認識し、自身の知能レベルを落としに落とせば理解できないものでは無いのだと気づいた。そうして聞いてみれば、自分には到底思いつかないような低俗な会話の数々がされているのを見て、再生はそれらを聞くことをやがて面白がるようになる。つまり、彼は同年代達と接する事を全て遊びだと思うようになったのだ。天才故の思考のズレは、彼に歪んだ性格を埋め込んでしまったのである。 更に、彼には常人より明らかに逸脱した点があった。 それは、貞操観念だ。 彼の家族は彼をかなり甘やかしており、世間体に見て確かに優しくいい家庭であった。甘やかすとは言ってもやりすぎたら怒り、キチンと叱ってもいたのだから周りからは言うことなしの家庭と言えただろう。 では、なぜそんな家庭から生まれた彼の貞操観念は常人よりも逸脱しているのか。 その答えは、彼の家庭の隠された秘密にあった。 彼の家庭は世間一般から見て全員の思想、志向といった部分に問題があり、その最たる例が愛情の示し方である。 彼ら一家の愛情の示し方は、世にいう交尾であった。 恋情といった愛情だけでなく、家族愛、友愛と言った愛情も全て肉体同士のぶつかり合いにより最も表現できると考えていたのだ。プラトニックラブをよりこじらせた、と言えばいいだろうか？兎に角彼らはそういった部分において周りとはかけ離れた理念を持っていたのだ。 そしてそれは、再生についても同じであった。 そんな家庭に引き取られた彼も例外では無く、彼らから性的に愛された。夜這い等も常の話。そんなかれらのやっていることは、世間的に言う“性的暴力”と大差のないものであった。 けれども彼らはそれを間違いだと思っておらず、ダメな事だと言う観念も無い。そしてその理念を聞かされ続け、犯され続けた再生もやがてその理念に溺れていくようになってしまったのである。 天才であり頭がよく回った彼は、頭のどこかで自分の考えが常人とは違うことには気づいていた。しかし、気づいてはいても彼にとってそれらは“当たり前”であったためにそれを矯正することも無かった。 そして、来るもの追わず去るもの拒まず、相手が自身を求めるのであれば男でも女でも腰を振るような性格となってしまったのである。 ────────── 【通過シナリオ】 ステガノグラフィー ┗【後遺症】 　・ぼんやりとすることが多くなる。アイデア-5％永久喪失。 　・体の中心で何かが蠢いている気がする。気を抜くと暴力的なことを考えてしまう。 　　自己精神分析時に-30％。（他者に対する精神分析は値そのまま）

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