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ベース：『自衛官』より 技能：【運転(自動車)】【応急手当】【機械修理】【重機械操作】｢操縦｣を【電気修理】、｢ナビゲート｣を【コンピューター】に置き換え+2つの技能｢経理｣を【物理学】に置き換え、【回避】 ｢あら、これは困りました。10分程お時間を頂戴しますね。｣ ｢危ないですよ。それに、業務に支障が出るので下がっていてください。｣ ｢未だにあの光景が忘れられないのです。…今でも、たまに夢に見るのですよ。｣ 【生い立ち＆性格】 常ににこやかに笑顔を浮かべているお姉さん。 一見おっとり系にみえるが、その実理論的ではっきりとした物言いをする人物である。 キャリア組であり、防衛大学校の応用物理学科を卒業。主に電子機器やエンジンなどの運用・整備を行う幹部自衛官である。 両親はWebマーケティングの会社を起業して運営しているエンジニアであり、生まれは日本だが幼少期は海外で過ごした。小学生の頃に日本に戻ってきて、東京都の港区で生活していた。 だが、高校生のある日、それは起こった。 未曾有の大災害。 お台場原子力発電所から放射線物質の漏洩が起こり、住んでいた街は死の街と化した。 隣人が死んだ、友人が死んだ。 何故、自分だけ助かったのか？ それは運良く、母方の実家の従兄弟の家に遊びに東京を出ていたからだった。 出張中だった両親も無事だった。 だが、それっきり再び故郷に帰ることは叶わなかった。 留守番の時よく面倒をみてくれていた隣のお姉さん、仲の良かった友人、クラスメイト。 お別れも感謝も何も言えず、友人と遊びに行こうと交わした約束すら8年たった今でも果たせていない。 自分だけ助かったのが苦しくて、悲しくて、何も出来なかったのが悔しくて。 災害の時に、困った人を助けたい。 家族や友人と離れ離れにならないように、その手助けをしたい。 そして、もう一度、あの地に戻りたい。 そうして、自衛隊を目指すことを決意した。 必死に勉強し、放射線化学も学べて親から教わったプログラミングの技術も活かせる応用物理学科に入学し、無事卒業することができた。 全ては、いつか故郷に帰るために。 それを、ずっと願い続けてきた。 【親について】 母方の実家(八重家)が代々続いてる日本の工芸品や和紙などを作っている老舗である。その家の長女であった母は快活な性格であり、職人にはならずプログラミングを学び、高校卒業後は｢海外に行ってくる｣とひと言残しバイトや家の手伝いなどで稼いだお金を元手に海外に移住、フリーランスエンジニアとして活動した。その後海外で知り合った同じくエンジニアの日本人男性と懇意になりそのままスピード結婚、日本に戻り夫婦で協力してWebマーケティングで起業して会社を設立した。 内容として日本の伝統工芸品に関するサイトの運営である。職人向けにインターネットを使ったマーケティング支援や、全国各地の様々な伝統工芸品を取材し、作製工程を記事や動画で紹介したり、ネットで買えるサイトを運営していたり等である。大手になりつつあり、最近は海外の工芸品を日本に紹介する事業も始めていたりする。 八重家は長男である弟が家を継いでいる。家を出たものの、マーケティング力を盛大に使って家を支えていたりする。 災害直後、娘には海外に一緒に移住するよう言ったが断られている。めちゃくちゃ心配していたが親子3人話し合った結果娘の決意が揺るがないのを知り、最終的には自衛隊になることを受け入れ、反対するお父さんを言いくるめ応援してくれた良いお母さん。2人とも優しい両親である。 【関係者】 八重 満

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