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かつてＦＨで行われた蠱毒実験における勝者であり、生き残り。そのため、ＦＨでは“万墓の王-レギオン-”と呼ばれていた。 しかし、天羽　遥を始めとする人物によりＦＨから救済され、今はたくさんの仲間たちと最高に楽しい日々を過ごしている。それに伴い、コードネームは“絆-レギオン-”に変更された。 悪霊の主としてのかつての欲望は、全世界のＦＨの根絶。 今の欲望は、「世界中の人々が、例え今が辛い闇の中だったとしても、いつかきっと大切な仲間たちとバカ騒ぎして心の底から笑えるようになる世界を作る」 マスターレイスとしての実力は、かつて“万墓の王”と呼ばれていた頃に比べて大きく劣っている。ただし、本人はこれで満足しているし、今の絆を捨ててまで過去の力を取り戻そうとは思っていない。 ＦＨから救い出してくれた遥には心の底から感謝しており、この先何があっても必ず彼女を守ると誓っている。 ＦＨを抜け出して以降、一度も会っていない年の近い師匠がいるらしい。何も言わず、何も残さずに去ってしまった事に若干引け目を感じており、もし何かの巡り会わせで出会うことがあったのなら、その時はちゃんと謝り、今までの恩を返そうと考えている。 扱う武器は漆黒の刃を持つ野太刀。どこからともなく取り出すため、突然現れたように見えるが、実際には隠しポケットに入っている良質の砂鉄を強力な磁力と振動で瞬時に固めたもの。そのため、小太刀などにもできるし二刀に分けることもできると言えばできる。

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