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クトゥルフ2015 7ページ記載の芸術家を使用。 そのため、職業技能ポイントはEDU×10+POW×10=140+120=260として作成。 職業技能は言いくるめまたは説得、芸術(任意)または製作(任意)、心理学、目星、歴史または博物学。 +次の技能から3つ選択:コンピューター、写真術、生物学、天文学、芸術(任意)または製作(任意) 特記:専門とする<芸術>または<製作>技能に+10%のボーナス。 美術学校を卒業し、油絵画家として生計を立てている。 覇気のない性格で、おとなしいが、作る絵は、見た者に強烈な負の感情を想起させるものばかりである。 常に俯き加減で、強く当たられても小声で「すいません」「ごめん」と謝るばかりだが、頭の中では、常に相手を痛めつける妄想をしている。 恋人とは、絵のモチーフを探すための旅行の最中に出会った。 彼女は旅行が好きで、いつも大きなキャリーバッグを転がしていた。 彼女は小柄だった。いつだったか、キャリーバッグを見て、「私くらいだったら入れちゃいそうだね」と言っていた。 自分と出会う前から彼女に引っ張られていた、思い出のバッグ。今、彼女の死体は、かつての冗談を現実にするかのように、その中に詰められている。 彼女はよく笑い、よく泣き、とにかく感情を表に出す人だった。 初めは、自分とは真逆の彼女の性格に惹かれていた。 しかし、いつしか、彼女の感情の発露は、自分の気持ちを心の内に留めておけず、我慢が利かないからだ、と煩わしく考えるようになった。 それが言葉として口から出てしまったからであろう、彼女とは喧嘩が絶えなくなった。 彼女が喚き散らし、彼は一言、二言、苦言をする。それに彼女がさらに逆上し……。 掴みかかろうとした彼女を、彼は押しのけた。振り向き、製作途中の絵に取り掛かる。 いつもよりも集中できた。いつしか日が暮れた。背筋を伸ばし、明かりをつけようと振り返ったところ、彼女が倒れていることに気付いた。 ずっと倒れていたのか？　彼女の顔を見ると、瞼が開いていた。机の角に、わずかな血痕。 山に住んでいた彼は、すぐに「海に捨てよう」と思い立った。山は死体を埋めるほどの穴を掘るのに時間がかかり、すぐに発覚してしまうと知っていたからだ。 トランクに死体、バスタブに人魚 ??後遺症 ・呪い 一生わたしを忘れられない呪い。 私を殺した季節が来るたびに胸がざわついて、私と生前見た景色に動悸が早くなって、夢の中で私に会う。私は美しい顔で笑う。 もう、一生恋できないね。 私は東海愛菜(とうみ　まな)を忘れることが出来ない。 「恋」という感情をあの日、あの時、あの子に奪われたまま一生を過ごすことになる。 新しい恋は、芽生えない。 ・左手薬指欠損

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