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一人称：俺 HO3：失った◆◆　　推奨技能「心理学」 推奨技能：目星、聞き耳、図書館、その他HO毎に推奨あり ・料理人　（2015） 職業技能：科学、芸術/製作(料理)、生物学、博物学、目星、ほかの言語、料理の歴史 ＋次の技能から１つ：肉切り包丁、小型ナイフ、小さいこん棒 ↓以下秘匿↓────────────────────────────── ◆HO3　失った「記憶」 　あなたは記憶喪失だ。だが、全ての記憶を失っている訳ではない。 　半年前、ふと自分が昨日何をしていたのか…いや、昨日どころかこの10年ほど、 　自分が何をしていたのか全く思い出せない事に気が付いた。 　10年以上前の事ならば、自分が何をしてどう生活していたのかはっきり思い出せる。 　だがそれ以降は自分が何をしていたのか、全く分からない。 　10年分の記憶がごっそりと抜け落ちているのだ。 　不思議な事に、自分とその周囲に関する記憶だけが穴が開いたように 　ごっそりと喪失しており、大きな事件など時事の事は記憶に残っている。 　（〇年に大きな事件があった、という記憶はあるがその時自分は何をしていたのか、というエピソード記憶が一切ない） 　記憶の中では家族と一軒家に暮らしていたはずだが、 　家はもちろん家族の部屋なども記憶そのままにあるものの、不思議なほどに人が生活していた気配がなく、 　自分の部屋だけが記憶とまるで違う部屋になっていた。 　本棚は生物学関連の本で埋め尽くされていたが、あなたにこんな趣味はなかったはずだ。 　自身のものらしき携帯電話には、家族のものや記憶にある友人らの番号は登録されておらず、 　ただ1つ、誰とも分からない番号のみが登録されていた。 　その番号に何度もかけてみたが、１度も通じた事はない。 　▶ 探偵になった理由 　　記憶を失いながらも、なんとか仕事を見つけ生活をし始めた頃。 　　「週末探偵事務所」の前を通り過ぎた時、 　　一瞬、何かの記憶がフラッシュバックしたような感覚を覚える。 　　だが、その感覚はまるで靄に包まれるようにしてすぐ消えてしまった。 　　この探偵事務所にいれば、またあの感覚に陥るのではないか。 　　そして、自分の記憶が取り戻せるのでは？ 　　…そうしてあなたは、この探偵事務所で副業として働く事になった。 　　---------------------------------------------------------------------------------------- 　　あなたがこの探偵事務所で働く目的は「自分の記憶を取り戻す事」だ。 　　----------------------------------------------------------------------------------------

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