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アンチテェゼ・ポジション　HO2 職業ベース:ファッション系芸術家 職業p:EDU*10+POW *10→320p 選択技能2種:〈回避〉〈組みつき〉 技能入替:〈心理学〉→〈製作:料理〉(背景下記) 職業特記:流行に敏感。 相手の服装を見ただけで、社会的地位や収入、さりげないアクセサリーの価値等がわかる。 特徴: 11【君は風邪を引かない】 君は難しいことなど考えず、元気いっぱいに育った。INT-1、CON+2 66【急速な回復力】 新陳代謝能力に優れている。耐久力を回復するロールの結果に+1 「ADUMIちゃんって呼んで。気軽にあづにゃんでも構わないわ」 「お綺麗ですねって？知ってる♡でも何度言われてもいつだって嬉しい♡ありがと♡」 「月乃アンタまた風呂上がりの保湿サボったわね！オラッ蜂蜜パックを食え！肌から！」 髪や服を派手に飾り立てた男。性自認は女性であり、女性的な口調を用いる。陽気で明け透け、社交的。売り出し中の若手メイクアップアーティストであり、ADUMIは活動名義。響きと字面がごつめの本名に苦手意識がある。 美容に対する興味関心が元来強く、自分磨きにも余念がない(APP16)。特別器用なわけではない(DEX9)が、好きなことにはこまめに打ち込んで結果を出す努力家であり、仕事に忙しい毎日を送っている。 卯之原月乃とは高校時代からの仲。紆余曲折から親友となった間柄であり、出会いから10年近く経つ現在も密に付き合っている。 探偵業に勤しむ彼女に対して協力することも多く、人脈やメイク技術を活かした変装等の面から仕事を手伝うことも多い。荒事に巻き込まれることも少なくなく、怪我の治りが早い体質(特徴66)を活かすうちに自然と相手を取り押さえる腕っ節も身についてきた(〈回避〉73・〈組み付き〉75)。 【卯之原月乃との関係】 彼女との縁の始まりは、同じクラスになった際に一人の男子生徒を巡って相争う恋敵……という認識が大護側からの発端だったが、事態はもう少し複雑。 端的に言えば大護の想い人であるモテ男は下衆な本性を隠しており、彼が本命と認識して付き纏っていた対象が彼女だった、という形。 当時は己の性自認を伏せていた大護は唯一彼にそれを打ち明けた上で告白。相手の恋愛対象が異性であったため玉砕するも、それを理由として軽蔑する事なく親友として縁を繋いでくれる彼に思いを寄せ続けていた。 そんな中耳に挟んだのが、彼に対しての好意から迷惑行為を行う女子生徒の噂だった。せめて一言言ってやらねばと近づいた渦中の相手こそ、他ならぬ卯之原月乃である。よくよく話を聞けば実態は真逆、悪評の元は彼自身が被害者として語ったものであり、友人の少ない月乃にはそれを否定する手段がなかったということが発覚する。 理不尽を受けているなら声を上げろと一喝した後、一体どういう事かと確認に赴けば、本性を露呈させた彼は内心で大護のことも利用の対象として見下していたことを明らかにする。 周囲がどちらを信じて味方に着くかは明確だと勝ち誇る男子生徒、ショックに茫然自失となる大護に対し、誰より毅然と対応していたのは月乃だった。勝利を確信したがゆえの一連の自白の録音に成功していたのである。 秘密を詳らかにすることになるそのデータについて、月乃からの確認に対し、大護は公開を了承。かくして元・想い人の学校における評価は失墜し、二人の学校生活には少なからずの変化が起きることとなった。 以来から続く奇妙な縁を途切らせることなく。 卯之原月乃はそうと望んだ人間に真実を提示する職に就き、亀村大護は自分を偽る代わりに飾り立てる事を選んでいる。 【通過シナリオ】 ・アンチテェゼ・ポジション HO2　20230421-20230715 以下、「アンチテェゼ・ポジション」HO2秘匿内容を含む非口外情報 ────────────────────── 旧姓名は須磨醍醐(すま-だいご)。現在名乗っているのは母方の姓であり、そちらの祖父母に引き取られてから名の漢字のみを改めた。 厳格な実家から逃げ出した母親と、彼女がその先で出会った敬虔な信徒である父親の間に生まれる。両親からは偽りなく愛されていた自覚があり、日常に根付いた信仰に疑問を持ったこともなかった。 事件後、祖父母に引き取られてから彼らの罪科と世間からの評価を知り、自分に対してはどこまでも優しかった彼らとの記憶と板挟みになる。身元が判明するまで下世話なマスコミに追い立てられていた時期もあり、施設をたらい回しにされる内に息の潜め方を覚えていった(〈隠れる〉75)。 人一倍厳しく昔気質な祖父が、自分のことを必死に探し出し、罪のない孫として庇護し愛情を注いでくれた事実も理解している。そのため彼の元では「普通」であろうと努力し、中学生時点までは己のセクシャリティを押し殺していた。 卯之原月乃との出会いを経て、ありのままの自分を肯定。諸々開き直って祖父母へのカミングアウトと和解を成功させ、憧れであったメイクアップアーティストの道へ大手を振って進む事となった。 生まれついての直情型、思案よりも行動を是とした方が上手くいく気質(特徴11、POW17)。根はお人好しで世話焼き・世話好きであり、現在は自分の性質を遺憾無く発揮して周囲との縁を紡いでいる。 自分の人生を大きく変えてくれた親友に対し、向ける感謝と恩義は強い。特に彼女に対しての上記の性質は過保護さとして垣間見え、協力を惜しむつもりは微塵もない。 一方でこの関係性が壊れる事を恐れてもおり、自分の生い立ちに関して明かすことができていない。必要に迫ったその時まで伏せてしまうだろう自分の弱さを嫌悪しながらも、卯之原月乃の親友として過ごせる時間を尊んでいる。 メモ：HO1:卯之原月乃の反立位置。 ・うさぎと亀 ・月と鼈 ・月に叢雲 卯の方角(東)⇔西方極楽浄土(別名:安養・安楽・須摩提など) 安楽+雲→安曇 須磨醍醐≒須摩提、亀村:亀+叢雲 醍醐:「最上の味」としてのプラスの宗教用語、狂信者の子／乳製品。不透明の白、雲のイメージ →大護:字面・名前として通るプラスの意味、祖父の願い、ネーミングとしてやや古風なもの、亀っぽい名前

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