タグ： 白アリ

オカルト雑誌『月刊奇譚-きたん-』の記者。 生まれた家庭は父が警察、母は教師という公務員主義。中学生の時、ホラー・オカルトの類にハマる中二病を発症。 頭はよく有名国立大学への受験も難なくこなし親からも将来を期待されていたが、趣味で集めたオカルト情報を記事にして様々な雑誌に密かに投稿し続けて小銭を稼いでおり、卒業後もその実績を携えてオカルト雑誌出版社への入社を果たす。 当時は両親からも猛烈な反対を受け一時期は勘当を言い渡され家を追い出されるまでだったが、年月とともに親側が折れ、今では警視正の父親から町で起こった奇妙な事件の噂を仕入れては取材に回る。 現在は上野のボロアパートに一人暮らしだが、その住居を選んだ理由は出版社に近いから、でありほとんど寝に帰るだけの家である。 ネットなどの情報よりもとにかく噂をたどりながら根強く足で稼ぐタイプの記者。 そのため出せる本数自体は多くないが、小気味いい語り口とその裏取りの良さでそこそこな人気を博している。 学生時代からのペンネームは染井吉野(ｿﾒｲﾖｼﾉ)。 本も数冊出版してはいる。 見た目は白髪交じりでぼさぼさの髪や無精ひげ、ヤニで黄ばんだ歯などから薄汚い印象を受ける。 明るいタイプではないがいつもへらへらとした笑みを浮かべているのも親しみやすさより気持ち悪さが勝っている。 本人も見た目に頓着するタイプではなく、この年まで恋人の類はいたことがないが、本人は一切気にしていない。 女に関しては買えばいいものと思っている節があり、下ネタなどにも頓着がない。 愛煙家で普段はマルボロ赤を。いいことがあったときのみピースの缶を買う。 大阪生まれだが、中学の時に父親の昇任に伴い東京へ。似非関西弁を話す。 「どうもお、やない、言います。ペンネームは同じ漢字で”そめい”て読みます。まあなんかややこしくてすんませんね。」

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