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▍B国について ▎国名：ラスヴェート(рассвет) ▎王都：ファルカ（Фарка） ▎成人年齢：16歳 北方に位置する軍事に秀でた大国。 軍人として祖国に尽くし、戦場で散ることを美徳としている。 軍事費の支出割合は世界でもトップクラスを誇り、独立から数々の歴史を経て現在の領土，防衛力と他国を牽制するほどの軍事力を獲得した。今では強国のひとつとして世界に名を馳せている。 また王都ファルカは要塞のようになっており、ラスヴェートの血なまぐさい歴史から『Bloody fortress（血塗れた要塞）』と呼称されることもある。 ▍国民性 基本排他的で、忍耐強く実力主義な国民性が窺える。 軍内部としては、科学技術の発達により高性能かつ低コストな軍事品が台頭してきたことから実力主義思想がさらに強まっている傾向にある。 ▍王立軍 王を最高司令官に置くラスヴェート保有軍。 規律を重んじる組織であり、言い換えれば冷淡な印象を与えやすい。全体の男女比は8:2ほど。 強いものだけが生き残るという思想を持ち、性別の区分はおろか敵に対しても味方に対しても容赦がない。 離反防止のため、入隊時には首にマイクロチップを埋め込まれる。これは軍への忠誠心を示すという意味でも重要な過程である。 ▎マイクロチップ：登録情報の確認・生体反応(生死)の記録および位置情報追跡機能が内蔵されている ▍孤児救済法 子供の人身売買が社会問題となっていた時代に可決された制度。 親がいない、もしくは行方不明になった子供を軍が保護し、軍事教育を施すというもの。 この制度により孤児の事件件数、死亡件数は大幅に減少。また兵力においては飛躍的な上昇を見せた。 ▍PCについて HO2：B国の将軍 貴方は23の戦場に関わり、500万もの死者を出した ＿＿貴方は戦場において必要な技術と精神を有した生粋の軍人である。 各国の弱みを握り、敵国同士を争わせる事で戦争への直接介入を拒んでいたC国を本大戦の主戦場としたのは貴方だ。 ▎名前 ロスティスラフ・ヴィクトロヴィチ・ヴォロノフ （Ростислав Ви́кторович Воронов／Rostislav Viktorovich Voronov） ▎愛称 ローシャ（Рося） ▎呼び方 一人称：俺，俺様 など 二人称：お前，手前，貴様，名前(＋その時の気分で敬称付け) 「ロスティスラフ・ヴィクトロヴィチ・ヴォロノフだ。この高貴なる名を忘れるな、ボンクラ共」 「あ〜…ちと頭が高ぇな。辞儀ってのはこうするもんだぜ」(頭踏みつけ) 「俺ゃ餓えと暇がこの世で最も嫌いだ！生ぬるいモン寄越してんじゃねぇ、もっと俺を楽しませろ！！」 「報告ご苦労。これよりB作戦に移行する。無茶だ、と？ならば言い方を変えてやる。出来ないとは言わせん、やれ」 ▎過去 スラム出身。無戸籍者。 誕生日も歳もうろ覚えのため、正しい年齢は覚えていない。義務教育も受けておらず、軍に拾われるまでは読み書きもできなかった。 衣食住のどれを取ってもまともと呼べるものがなかったためか豪華絢爛なものに惹かれやすい。暇と餓えと不自由を最も嫌悪している。 とある冬の日に道端で倒れているローシャを巡回中の兵士が発見、当時8歳前後だったローシャを孤児救済法に基づき保護した。 夢のない生活の中で、唯一与えられるものが『力』であった。力を持つことは素晴らしい、力を持つ者こそが真の自由を手に入れたものだ。そんな思想に染まっていった。 暴力を振るった時の異様な高揚感、力で他者をねじ伏せる快感に魅了され、気付けば数多の屍の上に立っていた。幼子の頃から叩き込まれた『強く在れ』という国の教えは、ローシャを根本から軍人に仕立てあげた。 真正面から突っ込んでいくこともあれば、子供であることを利用した囮作戦を展開するなど、時に大胆に、時に狡猾に。そうして成り上がった末が王立軍第27代将軍の座である。 事実、これまでの戦績における戦闘・指揮能力は他の追随を許さないものであり、ラスヴェートの士気は高まる一方であった。 第三次世界大戦の開戦年、およそ18歳の時だった。 期待を裏切らない功績を次々とあげた結果が此度の戦犯者である。 ▎現在 自他ともに認める戦闘狂。 頭のネジが数本飛んでいる。戦いすぎておかしくなったのか、元からおかしいのか。今となっては知る由もない。 品性に欠け口が悪く、全てを見下したような物言いが特徴的。 利己的かつ大胆な性格は人間性の問題こそ大きいものの、こと戦場においてはその特性が遺憾無く発揮される。高い自尊心こそが彼を生かしていると言っても過言ではない。 笑いながら銃をぶっぱなしたり、怪我を物ともせずに立ち上がり続ける姿から『悪魔』『死神』など人の数だけいろいろと言われているが、本人はどのような形であれ自身の噂が広まることに嫌な気はしていない。もっと俺を恐れろ！崇めろ！ …と好き勝手しているものの、ここぞという場面では将軍としての実力を発揮し、これまで幾度となく戦果を残してきたこともまた確かだ。 こうした思慮深い一面に驚く新顔も多い。 （補足：国際同盟による連行時、もしかしたら余りの暴れ様に鎮静剤を入れられたかもしれないが、そこはシナリオ次第でもある。） そんなこんなで死刑を待つ身だが、このまま大人しく死ぬ気はさらさらない。死ぬなら楽しく死にたいから殺したいなら本気で殺しに来いとさえ思っている。 ▍関連人物 ▎王立軍 元帥 ヴィクトル・ヴィクトロヴィチ・ヴォロノフ （Виктор Ви́кторович Воронов） 74歳。ローシャに名前を与えた男性。 自分にも他人にも厳しい性格だが、保護された子供たちには父として慕われており、ローシャとレフ(下記人物)のことを特別可愛がっていた。 ▎王立陸軍 第一部隊隊長 レフ・ヴィクトロヴィチ・ヴォロノフ （Лев Ви́кторович Воронов） （愛称：レーニャ（Леня）） 31歳。ローシャと同じ頃に孤児として保護され、同様に元帥から名前を与えられた男性。 保護当時より同室だったことから兄弟のように仲が良い。ローシャの無茶ぶりにも対応できる数少ない友人。どちらがより優れた兵士であるかを競い合い、切磋琢磨してきた。 ─── ▍取得技能について CoC6版〈兵士〉ベース 応急手当／回避／目星／操縦(戦車)／聞き耳／精神分析／ライフル　＋個人的技能としてこぶし ・隠す→目星 に変更 ・機械修理→操縦(戦車) に変更 ・忍び歩き→精神分析 に変更 ▍EDUについて CoC6版の加齢ルールに基づき+1 ─── ▍名前の意味など（個人的メモ） ・ロスティスラフ：『成長・栄光』の意 ・ヴィクトロヴィチ：「ヴィクトル」の父称で『征服者』の意 ・ラスヴェート：『夜明け』の意 ・ファルカ：『唯一無二の、比類なき』の意 ▍補足設定 ・名前のないローシャはこれまで適当に呼称されていたが、彼の才能を気に入った元帥(ヴィクトル)が『ロスティスラフ・ヴィクトロヴィチ・ヴォロノフ』という名を与えた。 ローシャはヴィクトルのことを実の父のように慕い、己の名を『高貴なる名』と称している。 ─── ▍通過シナリオ 　▎蹂躙するは我が手にて - エンド1/全生還 　 ─── ▍AF 　▎加工された時の時計 『時の時計』を小型化・軽量化したイス人の発明品。 見た目は赤い宝石が散りばめられた銀色の勲章。 本来の”時の時計”は使用するための手順が存在するが、本勲章はイス人の手により加工され、「針を行きたい時代へ合わせ、MP5を消費する」と「所有者を望んだ時代へ肉体ごと転移させる」アーティファクトと変化している。 ※このアーティファクトを持った探索者が別の時代のシナリオへ行く際は、必ずKPに許可を貰ってください。 ※また、「本シナリオに参加した探索者は時間移動が可能となる」事は明言して大丈夫ですが、ネタバレを避ける為「イス人から貰った”銀の勲章（加工された時の時計）”によって行える」事は伏せてください。 ─── ▍成長＆SAN回復値 ▎蹂躙するは我が手にて ┃SAN回復値：30→43(+13) ■不定の狂気：1.健忘症 ■期間：1ヶ月 ■内容： 健忘症（親しい者のことを最初に忘れる；言語や肉体的な技能は働くが、知的な技能は働かない)あるいは混迷／緊張症（短期の表を参照）。 （昏迷（胎児のような姿勢をとる、物事を忘れる）あるいは緊張症 (我慢することはできるが意思も興味もない；強制的に単純な行動をとらせることはできるが、自発的に行動することはできない）。） ┃心理学：1 ┃回避：1+6 ┃機械修理：5 ┃電気修理：5 ┃電子工学：2 ┃考古学：6 ┃博物学：8 ┃歴史：4 ┃人類学：10 ┃天文学：10 ┃オカルト：5 ┃ライフル：8+3

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