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　UGN最叶支部に住み着くレネゲイドビーイング。一応女性らしいが、中性的な容姿をしている。知識欲が非常に旺盛で多くの知識を貯めこんでいる。100年程前に彼女の持つ知識を恐れた輩に封印された。彼女には彼らの気持ちも分かってしまったため恨むことはしなかったものの、約100年間の退屈な時間はどうしようもなかった。そんな彼女に転機が訪れたのは最叶支部の河野茜が彼女の封印されている遺跡を調査しにやって来た時だった。遺跡や遺産関連のものに目ざとい河野は彼女が封印されていることにすぐに気がついた。最叶市では遺跡がたくさん見つかるため、封印されたレネゲイドビーイングというのも極めて珍しいというほどでは無い。普通の支部では封印されたレネゲイドビーイングが見つかれば厳重な管理の元で保管という形になるのだろう。しかし最叶支部では「見つかった封印を保管→たくさん集まる→襲撃される→全ての封印が解かれる→妖怪大戦争」という結果がありありと想像できるため、逐一封印を解くことにしている。その上で大丈夫と判断されれば最叶市に住む事はできる。だが、封印を解く時には多数のエージェントを同席させる決まりになっているはずが、ワクワクすると自分を止められない河野はすぐに封印を解いてしまった。後で支部長にこっぴどく怒られるのだがそれはまた別のお話。封印から解放された彼女は大恩人であり自分と同じく知識欲旺盛な河野をいたく気に入り、最叶支部に住み着いて河野の手伝いをしている。最叶支部の備品係をしている河野の手伝いをしたことで武器の知識を手に入れた。任務に就く時には中性的な外見を利用してわざわざ執事服型の「アルティメイド服」を作成して河野を「お嬢様」と呼んでからかっている。

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