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鯖威張　雅栖斗（さばいばる　がすと） シナリオ「小さな親友のRing a Bell」で使用済み。 サッカー日本代表に選ばれた童顔で低身長の高校生。鯖威張家の一族。 祖父が鯖威張　遊人。父が鯖威張　遊歩。母が鯖威張　彩雨。いとこが鯖威張　美里足。 身長のせいか周りにはよく子どもと馬鹿にされる。そのたびに「小さい言うな！」と怒る。 そのやりとりが笑いとなっているのはクラスの中だけではなく親戚の集まりやら、サッカーのチームやらと 様々な場所でやられているため正直うんざりしている。 だが自分の容姿をコンプレックスとは思っておらず一種の才能だと理解している。 小さいと馬鹿にされがちだが、サッカーの才能は代表に選ばれるだけあって本物。ポジションはＭＦ。 その驚異的な足の速さからドリブルの受け渡しやボールを奪う技術に長けている。 性格は明るくよく笑う。クラスの女子からは好意というよりかはマスコットキャラのような扱いを受けている。最近は少しだがモテ始めている。だが、本人は天音の事を忘れられていない。 幼稚園の頃、苗字が特殊であるためかいじめにあっていたが、「夏木天音」に助けられ、以降好意を寄せる。 「夏木天音」がサッカーの才能を褒めてくれたことが今でもモチベーションとなっており、 現在も自分の活躍している姿を見てほしいと願っている。 雅栖斗は今でも彼女の姿をグラウンドに捜してしまう。その度に、彼女が笑っているような気がするため嬉しいような、悲しいような気持ちになる。 「夏木天音」とは幼馴染であり悩みも聞きあう仲である。 しかし、夏木天音は突如姿を消してしまう。だがあの遊びに誘われた日を、あの遊びの日々を思い出せる。 突如発生した夏木天音失踪事件から、夏木天音には会っていない。 だが夏木天音が失踪していないことを雅栖斗は知っている。あの鈴の音を今でも聞くから。 あの日から雅栖斗のキックは威力を増した。彼女の事を想っての蹴りは強さの中に切なさを帯びている。 よく冒険家の父、鯖威張　旅歩と同様にその身のこなしの軽さから冒険家になるよう家族から勧められているが、 本人はそのことを嫌っている。無論、本人は冒険家になるつもりはない。興味はあるが。 現在、父の鯖威張　旅歩は失踪しており雅栖斗は２年ほど親の顔を見ていない。 父の失踪についてまた冒険にでも出かけたのだろうと呆れている。 鯖威張家は冒険家を多く輩出している。中でも一番有名な冒険家は「鯖威張　遊人」。彼は数々の奇怪な現象を体験し、その体験を本として出版、全国での講演、情報の収集に尽力しその生涯を終えた。

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