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いつかまるで自然そのもの…花鳥風月までもを魅了し味方に付け、大舞台で1人プロの踊り子として世間から注目されるダンサーになることを夢見て日々努力を重ねている女性。路上ライブを重ね、着実にファン層を獲得しているがデビュー迄の実を結ぶまでには至っていない。ダンスに用いる扇子を鉄製にしたり、履き続ける靴に鉄板を仕込んだりと努力の仕方を少しばかり斜め上にした結果とんでもない脚力と筋力を獲得。彼女のキックと扇子投擲技術は時として殺人鬼並、路上ライブ中に発生したひったくりを捕まえた際にひったくりが卒倒する事態を招くくらいには強い女子でもある。 男前でもあるが人並みに乙女で、花嫁に淡い憧れがあったりと普通に可愛い1面だってあるつもりである。 デビューの兆しがまだ見えないそんな時、ニャルラトホテプに声をかけられ、夢の足掛かりだと手を伸ばすが最近の記憶が何故か思い出せない。思い出そうとしてもそれを何かが阻んでいるような気がして放棄してしまう。ペンダントが開けられないのもきっとそのせい。 最近誰かに話しかけられた気がする…誰だっけか。

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