タグ： 誰がロックを殺すのか

円崎　真珠(えんざき　しんじゅ) 作曲家兼キーボーディスト 職業技能:言いくるめ、聞き耳、芸術（キーボード）、製作（作詞作曲）、説得、心理学、値切り、ほかの言語（英語） (バンド名)のキーボード担当 作詞作曲のほとんどを真珠が行なっている。 　幼少期からピアノを習わされずっと退屈な曲ばかりに触れてきた。それでも真面目な性格であったため、親に反抗するようなことはなくそういうものだと諦めながらピアノの練習に励んだ。心を殺しながら淡々と練習を積み重ねたことにより、癖のない正確無比な楽譜通りの演奏で、コンクールで加点されるように狙って弾いていた。 　そして、親に言われた通り音大に入学し音楽の知識を身につけていったが、真面目だったのは最初の一年だけだった。特に本物の天才がうじゃうじゃいるような環境はさらに音楽への興味を失わさせた。 　ある日友人とザ・ウィンドフォールズのライブを観ることになり、その斬新な音楽に初めて心を揺さぶられた。特にキーボードのジャズに通じる感情のこもった音に衝撃を受けロックバンドを始めてみようと初めて自分の意思で音楽をしたいと思った。 　もちろん親は猛反対し、キーボードも何回か捨てられ、ついに初めての親への反抗を決意し実家を飛び出し現在一人暮らしをしている。 　音楽以外に何もしたことがない、させてもらったことがない真珠にとって一人暮らしは思っていた以上に大変だった。その一方で今まで知らなかったことや初めて知ることに心を躍らせた。鶏肉がニワトリの肉だってこともこの頃に初めて知った。心を躍らせてはいるが生活力は皆無。 　自由の身になってからは大衆向けの音楽を研究し、さまざまなジャンルの音楽にふれた。 　作曲スタイルは基本に忠実、至って模範的だが頻繁にできて当たり前だと言わんばかりに超絶技巧を要求してくる。演奏するのに指の本数が物理的に足りないなんてことも……その都度何でできねーんだよ！と文句を言いながら修正している。それでもある程度の無茶な要求は難なくこなすメンバーのことをかなり尊敬してる。 　自分のやりたいようにできている一方、(バンド名)のために作っている曲だけでは満足いっていない。自分勝手に作曲するためにMr.Noiseとして曲を模索しながら作り続けている。渋々修正したフレーズも打ち込みで実現するためご満悦。 　抑圧されていた分だけ今は自分で自分のスタイルを模索して表現している。Mr.Noiseとして作る曲については自分のやりたいように、滅多に動かなかった自分の心が動くようなものを目指して作っている。 　真珠の外見はコンサートやコンクールには絶対に出ないという意思表示のために髪を伸ばしさらに染めている。普通ではいたくないという意思から服装もどこか女性的なものを着ることが多い。 ``` 探索者たちは音楽雑誌のインタビューを受けるシーンがあるので以下の質問内容の答えを考えといてください 1.いつ頃から音楽を始めましたか。きっかけは何ですか。 -音楽を始めたのは5歳の時だな、ピアノをやらされたけど俺に才能なんてのはなかったがな 2.担当楽器へのこだわりは何かありますか。 -こだわりはほとんどねーよ、ただ一番手慣れてる楽器がこれだっただけだ。他の奴らに見劣りしねー技術があればそっちもやりてーくらいだ 3.あなたにとって「ロック」とはなんですか。 -俺自身が気持ち良くなることだ！！理論とか作曲者の思いとか知ったことか！！！やりたいようにやってついでに聴いてる奴らを沸かせてやることだ！！！ ``` 〜蛇足〜 -名前の由来- 円崎…円、正円など静的、完璧な状態を表すルネサンス的な名字 真珠…親の想いはきっときれいな円であって欲しかったのだろうが、結局は「歪んだ真珠」。バロック的な改革的な人間であることを表す名前 5歳　ピアノを習い始める 10歳　初めてコンクールで賞を取る 18歳　名門音楽大学に入学 19歳　ザ・ウィンドフォールズのライブを観る 21歳　(バンド名)に加入？後で調整 22歳　音大をギリギリの成績で卒業 23歳　Mr.Noiseとして活動開始？後で調整 25歳　なう

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