タグ： カケスの巣

眼皮膚白皮症、所謂アルビノの女性探偵。 謎の存在感があり、独特の雰囲気を放つ。 アルビノとしては珍しく視力は高め。それでも平均に比べると良くはない為、見ることは普段から意識している。伏し目のような眼差しであることが多く意味深に見えるが、実際はよく見えていなかったり眩しいだけのことが多い。 体質柄日差しに弱いので、日中出かけるときは帽子やサングラスを着用する。出不精だが、夜中にふらっと出かけたがる。 本人は結構素直な方なのだが、とにかく顔に出ないし動じない上に圧倒的に言葉足らず。どうやら自分に協調性というものは備わっていないことだけは自覚しており、これでも昔よりは改善されている。 人とのコミュニケーションが苦手なわけではないので、根気よく付き合える人間とならうまくいくかもしれない。 目立つ容姿でも極力排除されないようにと、子供の頃からインターナショナルスクールに通わされた為、純粋な日本人ながら英語が得意。学校でもやはり多少の差別はあり若干浮いてはいたものの、マキ本人が英語の習得に熱中しておりあまり気にしていなかった点や、なんとなく気圧されるオーラから結果的にいじめなど発展することは無かった。 代わりに協調性に乏しい人間が爆誕することになる。 小さい頃から心無い言葉を浴びせられることも多い人生を送っているが、子供の頃から母が「うちの子、かっこいいんだ。白くて」とさらりとかわしてきたこともあり傷付いたことはない。 マキ本人も肝が据わってる為、真顔で見つめ返していると大抵は相手から消えていくので他人に恐怖心を抱いたことはあまりない。 一般の会社員などは向いていないことが分かっていたので個人で出来る仕事を…と新卒で探偵事務所に入る。その時に依頼で蜜柑を助けたことがあり、どういうわけか気に入られ助手入りを申し込まれたが一旦断る。 その後独立することになり、親戚が持て余していた物件を改築し自分の小さな事務所を持つことにした。(1Fが事務所、2Fがマキの居住空間になっている)その際にふと思い出し、気まぐれで蜜柑に連絡を入れたところなんやかんやあり、助手として働いてもらうことになる。 虚弱気味で体質柄も引きこもり気味なのだが、か弱そうなほっそい女が意外と動けたらかっこよくない？という持論に基づいて護身術を身につけている。それでも体力はあんまり無いが無理をする上に中途半端に隠そうとするので割と厄介。手がかかるのか、かからないのかイマイチよく分からない人間である。

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