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《PC設定:簡易》 　獅子堂魚虎の弟、獅子堂交虎（ししどう　まとら）の身体の中に入っているレネゲイドビーイング（RB）。 　普段は一般的な中学二年生の好少年として姉や先輩、上司を気遣ったり、勉学に励むなど人間らしい生活を送っている。正体（アバターフォーム）は人間とはかけ離れた怪物であり、鷹を思わせる出立をしている。正体を知っている相手に対しては、煽りや毒を吐くなど粗暴なものに変わる。また、自らを”悪魔”と称し、人間のように扱う相手を小馬鹿にするような台詞を吐く。 　内なる欲望に翻弄される人間の姿、絶望の底に沈んだ人間の姿を見ることを心底好いている。その為、定期的に他者の欲望を煽ってみたり、窮地や試練に遭わせることがある。 　単純な愉悦の為というのもあるが、彼が、欲望に抗う意志、絶望を打破する為には悪魔であろうとも利用しようとする図太さから伺える、”人間らしさ”を好いている為である。それらが一切見られない（ジャーム、意志のない人間など抗おうとしない）存在に対しては嫌悪を感じる。逆に、そういったものに抗おうという意志を持つモノには興味と敬意の混じった感情を抱く。 　人間を嘗め切った言動を取りがちだが、彼は人間に対し強い憧憬と敬意を抱いている。彼の言うところの、人間らしい人間に対しては喜んで手を貸し、それに対する対価を求めない。契約に真摯であるのも悪魔であるからではなく、契約を結ぶ程に求めるもの、欲望に対する誠実さを好いている為である。こういった感情は、元々人間であった頃に持っていたものを懐かしむ感情に近似する。 《PC設定:詳細1》 　ジャームとなったオーヴァードを用いて創り出された人造RBの一体であり、与えられたコードネームは「Evoil Accipitre（エヴォイル アクシピトル）」。 　ジャームを基に創り出されたRBであったがジャームの人格とジャームでない人格が表れており、後に二つの人格が分離させられた。分離されたジャームでない人格がこの自称悪魔である。 　研究所から抜け出した後、自らUGNに出頭し捕獲された。理由は『UGNが捕獲されるのに一番マシだった』から。　　 　捕獲後、日本支部に輸送されていたがその際に大規模な交通事故に巻き込まれる。 《PC設定:詳細2》 　獅子堂交虎の肉体に憑依したのは巻き込まれた交通事故の際、交虎と契約をした為だ。契約内容は『肉体を貰う代わりに姉を助ける』こと。この契約に従い、現在まで魚虎のバックアップや周辺の世話を焼いている。また、魚虎とも『弟の肉体を返す代わりに、俺の目的に協力する』という契約を結んでいる。 　獅子堂姉弟に関しては、交虎の姉への想いや目の前の怪物にも怖気づかない胆力、魚虎の純粋さや自他を破壊する程の責任感に一定の評価を持っており、興味関心を抱いている。 　現在の魚虎の状態が魚虎にとって危険なもので、自分にとっても不快でしかない為、どうにかしたいと考えている。 《PC設定:詳細3》 　バロール能力は重力操作。攻撃性がないものの、味方の攻撃に合わせて局所的に高重力を発生させたり、瞬間的に無重力にし相手の体勢を崩したりと、高いコントロール性を有している。 　能力を使用するとき、アバターフォームである鷹の肉体と鷹の骸骨を雑ぜたような出立の怪物へと変化する。 　自らのレネゲイドウイルスを対象の周囲にばら撒き、翼を羽ばたかせることで起動させる。ただ、翼を羽ばたかせずとも能力の発動はできるらしく、所詮見栄えがいいからしているだけだという。 　普段は獅子堂交虎の身体を用いているが、オリジン・ヒューマンを使用することで元々の人間態に変化することもできる。人間態の姿は成人手前程の男。 《PC設定:詳細4》 　彼の目的は『自分の同一存在を始末すること』。分離された半身の存在が、彼は存在していることすら許すことができない程に嫌悪感を抱いている。その為に魚虎を利用する腹積もりでいる。 　半身の方も同様に、自分よりも弱いタナトの存在に激しい嫌悪感を抱いている。 　過去一度だけ接触した際、この嫌悪感のままに行動した為に魚虎を鹵獲された。 《PC設定:蛇足》 ・モチーフは鷹。また、仮面ライダーオーズのアンクをイメージしている。鷹虎……。 ・計画で創り出されたRBは3体。猿、鳥、犬の動物をモチーフとされており、3体どれもがジャームである。 ・分離の際、左腕・頭部の左側とその他の部位で分離された。修復自体は可能だが、彼が望まない為修復していない。その影響で左腕と左目の機能が欠損している。

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