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「今日は集まってくれて、本当にありがとう！」 「いつも本当にお世話になってます…！」 母が一人に兄が一人。父は幼い時に交通事故で亡くなってしまった。そのため、母は女手一つで兄と自分を育てることになる。かなり生活が厳しい家庭であった。父の遺産も少なく、母の稼ぎもよくはなかったのである。小学生になり自我を持つようになってくると毎日朝から晩まで働く母をみて自分も早く働いて力になりたい、と日々思うようになってくる。でもまだ幼い自分は働くことができない……。そんな時ふと目にとまったのがテレビで働く子役である。……そうか、芸能人になれば自分も母をこの歳でも金銭的に支えられる…と幼心に決意。母の反対も押し切って中学の時にアイドルのオーディションに応募する。結果は見事合格。そこから学生とアイドルという二足のわらじの生活が始まることとなる。変に目立ってしまったり、からかわれたり。それでもめげず、あきらめないでいた彼は高校生活中に芽が出ることとなる。別のアルバイトとも兼任し、売れてくるようになってからは体調を崩しがちなときもあったがなんとか踏ん張った。卒業を期にどうするかずっと悩んでいたが、応援してくれる人が一人でもいるのであれば答えていきたいとアイドルの道に進むことになった。 性格はよく人のことを見ていておおらか。まず自分より人のことを優先するだろう。めったなことでは怒らないし感情の起伏がなめらか。世話好き。そう、彼はあまりにもその性格が顕著であった。自分が母を支えなければならない、それは母の兄への態度をみていればわかる。「司は私のためにお金を稼いでくれてありがとうねえ、お兄ちゃんとは大違いだわ」まだ若い子ども二人は稼げないことの方が当然であり普通のことなのだ。だが貧困に苦しめられている中に司が示した一筋の光は精神的にも肉体的にも追い詰められている母をおかしくした。母は司を猫かわいがりし兄は自分がはっきりと比べられ愛されていないことを自覚する。そして司は。あぁ、人は誰かの助けにならないと愛されないのだ。愛とは勝ち取るものなのだ。誰かに必要とされたいならば誰かを助けなければならないという考えに落ち着く。そのため、「優しいね」の一言で片付けられることもよくあったが、彼の人へのサービス精神というものは過多なところがある。 特徴表持ち探索者(使用はKPに一任) 芸術的才能/稽古事を小さいときに習っていたか、実用ブログなどで人気を博している。任意の<芸術>分野1つに[INT*3]％加える。プレイヤーは音楽、著述などの専門分野を指定すること。 俊敏/どんな時でも素早く状況を把握できる。<回避>の基本成功率は、通常の[DEX*2]ではなく[DEX*5]％である。 20190301 深山　巴月（ﾐﾔﾏ　ﾊﾂﾞｷ） https://charasheet.vampire-blood.net/228214 20190601 忘却のゴミが原

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