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[主要設定］ どこか気弱で人見知りがち。動物、特に馬をこよなく愛する少年。かつて実の両親とは死に別れ、牧場を経営する叔父夫婦の元で暮らしている。 覚醒後は、機械化した馬のような姿に変身する能力に目覚める。体に内蔵された鋭利かつしなやかに伸縮する刃を使い戦闘を行なう。 戦闘が進むほど馬の鬣の部分に電気が溜まっていき、刃の威力を向上させる。 ［詳細設定］ 幼い頃、両親と死に別れ牧場を経営する叔父夫婦に預けられる。そこで牛や馬と触れ合い、動物を愛する心を持つようになった。 特に、ロニーと呼んでいた立派な鬣を持つ誇り高き馬が親友だった。ロニーは彼が山で熊に襲われ、生死の境を彷徨っていた時、勇敢にも熊と戦い彼を助けてくれた。 だがロニーはその時の傷が元で死んでしまった。それからというもの、彼の中では馬は誇り高く、誰かを守る強い存在というイメージが心に根付いた。 動物と触れあってばかりいたため、人とのやりとりは苦手であり、学校に入学してからは人づきあいの失敗もあり気弱で人見知りな性格となる。 綾瀬真花はそんな彼がようやく興味を持てた人だ。理由は簡単なもので、いつも一人でいがちな自分にちょくちょく話しかけてくれるから。そして、自分がふと漏らした馬の話に興味を持ってくれたから。それが皆に対して同じだったのだとしても、彼にとっては嬉しいことだったのだ。 覚醒後、自分の変身した姿については、誇り高い馬とは似ても似つかぬ機械の体、異形の刃、鈍重さなため、自己嫌悪を覚えている。 彼が馬の姿を取ってしまうのは心に根付いた「守るモノ」のイメージが馬であるためなのだが、彼自身はそこまで気がついていない。

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