タグ： YHC ますたいち

最初の記憶は研究室の中だった。周囲にいるのは自分を人と思わぬヒトばかり。 不自由のない暮らしをしていたが、それは人としてではなくモノとして、それが当たり前だとは思っていなかった。 感情をすり減らし、しかしいつか終わりが来ると信じて日々の実験を耐えていた。 やがて研究所は潰れた。襲撃を受けたのか内部分裂したのか、理由は今となってはわからない。研究所がどこの所属だったかも些細な問題だ。研究所にいた仲間は死んでしまったのだろうか？考えても詮無き事だ。 崩壊した研究所から命からがら逃げだした瑠衣は外の世界を知らない自分がやりたいことを見つけるために様々なことに挑戦した。 その中で生涯の仕事と決めた女優業を楽しむことを第一に、生計を立てる為にUGNの依頼を受けていた。 最近は演劇の腕や歌唱の才能、舞台好きの間ではそれなりの有名人となっている。 役回りを多くすることが今の目標。 凪洞芥灰への感情 同じ研究所出身で唯一知っている生き残りなので親近感が湧いている。自分のクローンであるという事は知らない。 手に入れた日常を一緒に楽しみたいと考えており、ニートの彼女をなんとか外に出そうとしたり隙あらば一緒に居ようとしたりと余計なお世話をする。 研究所時代のコードネーム(ユニ)で呼ばれるのを嫌っており、なんとか変えさせようとしている。 一人称　アタシ 二人称　アンタ

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