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鯖威張　音桐（さばいばる　おとぎり） シナリオ「Hazard life game」で使用済み。 日頃はエンジニアとして働く好青年。鯖威張家の一人。 祖父が鯖威張　遊人。父が　鯖威張　旅歩。母が鯖威張　彩雨。いとこが鯖威張　美里足。弟が鯖威張　雅栖斗。妹が鯖威張　絹菜子と鯖威張　狩真。 鯖威張家の長男であり、旅歩と彩雨が結婚する前に生まれ、母親は不明。彼自身は今の家族に親戚のような振る舞いをしている。 金属加工やパソコンの修理などを請け負う会社で働き役職もそれなりに高い。 人柄は良く、温厚で思いやりがあり周りからは慕われている。 だが、彼には裏の顔があり、幼少期からイマジナリーフレンドとして存在し、現在彼がここまで幸せに生きられたのは君のおかげだと虚像を酷く崇拝している。 彼が「マウロ」と呼ぶそれは彼曰く、下界のものとして例えるなら人の姿をした蛙であるようだ。 彼は「信号機よりも高く跳ぶ電気ガエル教」を発足し、裏で自身の姿を晒すことなく布教している。 「マウロ」の教えは単純であり、かつ冷淡である。 汝の身を潤す身近に潜む電気を崇めよ。 汝の人生を彩る電気を崇めよ。 人間の進化を妨げる悪しき自然に裁きを。 自然から生まれた邪教に嘲笑を。 音桐が電気関係の仕事に勤めていた事もこの教えからきており、彼は日頃から電気を崇めている。 その裏の顔はほとんどの人には知られておらず、知っているのは鯖威張　祈里と、鯖威張　飾里、失踪する直前の旅歩だけだ。 現在、「信号機よりも高く跳ぶ電気ガエル教」のコミュニティーは拡大しており、教徒の数も増加している。 音桐が「マウロ」の助言により作成した教訓や規律を記した書物をもとに教徒たちは日々を過ごしている。 「マウロ」の姿に似た蛙は御神体とされ、危害を加えた者は電気イスに縛られ「マウロ」の導きを受けることになっている。 教徒たちは「マウロ」が話すポュロ語を用いて会話しており、暗号に近いその文体、発話は日常生活においての教徒の炙り出しにも用いられる。 ポュロ語は漏電により発生する火花に似た音や、低周波、破裂音などを主に用いており学習は容易ではない。 最近になり、「マウロ」からお告げが届いたらしく、立体印刷機（3Dプリンター）を用いて銃身を製造。同じく立体印刷機でケースを製造し会社で加工した金属と大学時代勉強した化学知識で調合した火薬を合わせて薬莢を作り、自家製の散弾銃を作り上げた。これを教徒たちに配り自然に裁きを下す儀式の研究を始めている。 鯖威張家の豪邸は自然の多い場所にあるため、音桐は滅多に家には帰ってこない。その代わりにホテルに住み、職場から近い場所のホテルを転々としている。

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