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✦name┊︎鶴喰 カフカ(ツルバミ-カフカ) 一人称：俺、私　二人称：君、貴方、あんた ────────────────────── ✦HO1┊︎ 芸術とは、悲しみと苦しみから生まれる。 貴方は学芸員だ。館内の絵画作品を全て把握している。 ────────────────────── ✦job base┊︎芸術家 職業技能ポイント：[EDUx10+POWx10] 職業技能：言いくるめまたは説得、芸術、製作、心理学、目星、歴史、天文学 特記：専門とする分野の[芸術]または[製作]に+10%のボーナス ────────────────────── ✦特徴表┊︎ 3-7:【俊敏】 どんな時も鋭く素早く状況を把握できる。回避の基本成功率は通常の[DEX×2]%ではなく[DEX×5]% 2-4:【愛書家】 あらゆるジャンルの蔵書を持っている。＜図書館＞に+20%。さらに図書館へ出掛けなくても、自宅の書庫で＜図書館＞ロールが可能になる。 ────────────────────── ✦詳細情報┊︎ スガラムルディ美術館に学芸員──兼、贋作師として務める青年。来館者に対する対応等、表向きには徹底して紳士的な振る舞いをするが、裏──主に"見回り業務"や贋作師としての振る舞いは崩れに崩れてマイペース。いっそ横暴。彼の裏の顔を知っているのは学生時代終わり際まで縁があった知人の一部と見回り業務を共にする職員くらいなものだが、別段特別扱いをしているのではなく偶然自分がそうである時にそこにいるのが該当者というだけの話。 何方も素であり、何方も素ではない。己の事も贋作と称しており、見る人間によって偽物とも本物とも良いものとも悪いものとも取れる何かであることを自分と定義している。 贋作師であることは芸術家として名折れであると思っており、全体的にマイナスの感情を抱えている。勝手に挫折して諦めて、けれど結局未練があったからかこんな事を二つ返事で引き受け、未だ続けている自分を酷く醜く愚かしい存在だと。 どんなに贋作としての出来が良い──つまるところ本物と見まごう程の偽物である──としても一貫して「自分の作品」と呼ぶのは、単にその作品に出来が悪い部分があれば己の技量不足でありこの作品は素晴らしいものであるという考え方故。芸術家としてのプライドを自ら踏みにじりながらも、これ以外の道で生きるビジョンもないからと続けている。だが開き直ってもいるので人前では基本口にしない。 ────────────────────── ✦追記(自分用メモ)┊︎ 使用武器はレイピア。リーチがそこそこあり、一点を突くだけなので作品に対する傷が抑えられるだろうかという考えからのもの。ハンドガンも考えたことはあるが火薬がどの程度影響するのか考えた辺りでやめた。筋力は低いが、頭の回転がいいからか飲み込みや状況把握が早くそれなりに器用に立ち回る。尚やや脳筋。 単身赴任でほぼ帰らない父親。それから母親、姉、妹と女性に囲まれてきたためフェミニストの気がある。というか叩き込まれてる。その為"裏面"の態度も女性にはやや緩和された形で滲む程度。ただ、別に女性が苦手でも男性に気易いだとかでもない。贋作師である事に劣等感と後ろめたさがあるのもあり、誰に対しても他人以上の感情を抱かないようにしている。その時々都合のいいよう、波風が立たないよう。 因みに学生時代の友人曰く"今の表面と裏面を足して2で割ったのが元"とのこと。表面は贋作師としての面を隠して尚上手くやるため、裏面は自己防衛的な意味が強い。器用なような不器用なような人間である。ただ自分のやったことに対し逃げの姿勢を一切取らないだけのメンタルはあるので、湿っぽいようでかなり清々しい一面も。 ────────────────────── ✦学生時代の作品について┊︎作品名『わたし』 今から5年前の作品。挫折するかしないかギリギリの時期に描いたもので、半ばヤケに自分の好きな色──主に青を只管使い、そのまま個展に出した。タイトルの由来は『藍』。日本での青は伝統的には藍色のため、そこから転じて『アイ』=『I』=『わたし』──と解体してみればよくあるタイトルをしている。後から探す人もいないだろうという嘲るような感情と、己の好きなものをぶつけたからという意味合いがあるとか。存外に自分の中では楽しいという感情を伴って描いた絵はこれが最後な気がするのであながち間違いではないのかもしれない。ちなみにサン・セヴラン教会を参考にしている。 あの頃は好きな物を描けていたのにな、と何となく手放せずにいる。フランツ・カフカの『変身』のグレゴール・ザムザが自分の元の肖像画を抱えているような感じ。無意識下に元の自分の象徴と化してる。 ────────────────────── ✦個人技能取得理由┊︎ レイピア：仕事上必要なため。一応幼い頃に短期間やっていたこともあるらしい。 応急手当：何かと怪我をよくする。特に手元。作品に血がつくと厄介なので直ぐに処置をできるように。次点で顔に傷がつくと面倒なのもある。 聞き耳：人の評価を何かと気にしていたので自然と立ててしまう。上手く利用するけれど。 図書館：元から本を揃えたり漁るのが好き。自宅にももはや書庫といって不足ない程に本が敷き詰められた部屋がある。 ────────────────────── ✦録音┊︎ 「スガラムルディ美術館へようこそ。私、学芸員の鶴喰と申します。館内の絵画のことであればどうぞ私を頼ってください。貴方の良き案内人になれますように」 「困っていることはないかい。……そう、良かった。いつでも声をかけてね」 『ばあ♡ …なァんだ、驚かねーの？つまんねーなあ。ま、いいや。今日もさっさと終わらせようぜ。何で作品が逃げたりするか知らねーけど〜』 『鶴って日本では長寿の象徴で縁起物って言われるけど、外国では死を運ぶ鳥だって言われてるとか。そんなとこに千羽鶴なんて送ったらどうなるんだろう。……何の話かって？あはは、お嬢さんにはわからないか。や、なんでもないし』 『……さっさと絵から離れるかいっそ気合い入れて戻るかすりゃいいのに贋作師なんて中途半端だよな。3年で今迄の作品超えたあたりから「ああもう何にもなれないな」って思いましたケド』『家族に知られたら毒虫になった誰かみたいに蔑まれて、死すらも悲しまれないんじゃね。自業自得』 ────────────────────── ✦不定┊︎ ■強迫観念に取り憑かれた行動（～9/31or6卓）：無意味に形にならない絵を描き続ける、レイピアの整備を怠れない ────────────────────── ✦scenario┊︎ 『ピリオド・アズール』HO1 - エンドG「青い部屋」両生還 「夜半の口寄せ」

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