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「ごきげんよう。私は春園りらと申します。」 「ふぅ、紅茶の香りは心が落ち着きますわね。」 『名前』春園 りら 『誕生日』5月18日 （18歳） 『一人称』私 『二人称』貴方、さん付け （HO1・HO3のことは呼び捨て） 『部活』吹奏楽部 『趣味』バイオリン演奏、紅茶を嗜むこと 私立百合園高等女学園の３年生。 政治家の家に生まれたおしとやかなお嬢様。 物腰柔らかく、人の話を聞くのが好き。困っている人がいれば優しく声をかけ、話を聞いて寄り添ってくれるし、頼まれたら断れないそんな性格。 両親はりらがまだ赤子の頃に離婚、父子家庭で育つ。昔から父親は仕事が忙しく、家にいることが少なかった為、りらは寂しい日々を過ごしていた。 春園家は放任主義という名の「放置」に近い家庭環境であり、父親は子供より仕事が優先になっている。（お手伝いさんに家事や子育ては任せていた） りらは父親にもっと自分に興味を持って貰いたくて、いろいろな習い事に挑戦し優秀な結果を出していったが、どれも父親の興味を引くことはなかった。 自分がどれだけ頑張っても無意味だと感じたりらは、抱えるほどあった習い事を全てやめた。この頃から次第に自分への自信と積極性が無くなってしまい、なにかに興味を持つことも出来なくなってしまった。自分は何になりたいのだろう。このままでいいのだろうか？ 鳳条とは幼なじみである。 りらが無気力になっていた頃より、鳳条は様々な場所に手を引いて連れて行ってくれた。鳳条のおかげで無気力から脱し、少しずつ自信を取り戻すことが出来た。りらにとって鳳条はかけがえのないとても大切な存在。 現在は「興味を持てること、夢中になれること」を探しつつ、周りに身を合わせて生活を送っている。 絢爛と鳳条は1年生のころからの付き合いで大親友である。2人がいるおかげでこの学園生活の毎日が楽しい。 趣味はバイオリン演奏と紅茶を嗜むこと。バイオリンは昔コンテストなどに出ていたこともある。 自室に高級茶葉コレクションがあるほどに紅茶が好き。いつの間にかお気に入りのティーカップで紅茶を嗜んでいる。（茶葉は休日に街へ出かけて入手している） 料理は下手くそだが、紅茶を淹れることだけは大得意。 HO3🌻鳳条 絵里への印象🌻 「私には無いものを沢山持っていて、努力家で、困っている人がいたら無条件に暖かい手を差し伸べられる、そんな素敵な私の親友です。彼女の優しさは私が1番よく知っているつもりです。ただ、彼女は時折頑張りすぎてしまうところがあるので、そこは止めて差しあげないと。」 「小さな頃からのお付き合いではありますが、彼女は見ていて飽きないですし、昔からの世話好きなところや自分の志を高く持っているところが大好きなのです。」 「私、彼女の描く絵とバイオリンの音色も好きでして。自分の作品に対して上手くいないとの事でしたが、彼女なりの個性があるあの絵柄が私は好きなのです。バイオリンは私よりとってもお上手なのよ。いつかまた昔みたいに、彼女とバイオリンを一緒に奏でたいですわね。｣ HO1🌸櫻華 絢爛への印象🌸 「絢爛とは1年生のころからのお付き合いで、彼女も私の親友の1人です。初め高嶺の花のような存在と思っていました。彼女の、自らのスペックを鼻にかけず、誰に対しても社交的で凛としているお姿は白鳥のようでとても素敵ですのよ。彼女を慕う方々のお気持ちが分かります。自分をしっかり持っている彼女は私の憧れでもあるのです。」 「3人で御茶会をする時、彼女はいつも、私の淹れた紅茶を美味しいと褒めてくださるの。その言葉がとても嬉しくて何杯でも淹れたくなってしまいますわ。バイオリンの音色もつい弾んでしまうというものです。」 <秘匿について> りらは『恋』をしたことがないため、恋愛感情がよく分からない。 しかし最近、絢爛のことをいつの間にか目で追っていたり、ふと彼女のことを考えるだけで脈が早くなる自分がいる。 彼女が他人と話している姿を見ると、何故か胸がチクリと痛んだり、モヤモヤする事もある。 「この感情は一体…？」 何故こんな感情を抱いているのか、理由やきっかけは何一つ思い出せないが、この感情は嫌なものでは無いことは確か。彼女が自分にとって「夢中」になれる存在なのだろうか。 日々絢爛を思う気持ちが少しずつ募っていく。 <以下少女庭園 ネタバレ⚠️> アイホートの雛を絢蘭から取り除く呪文を使った春園は、代償として絢蘭・絵里の2人との関係、学園での事件の記憶がなくなってしまう。 それから2年後。彼女はバイオリンの腕前をスカウトされ音大へ通っていた。 彼女はきっと全て思い出すだろう。

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