タグ： せお いつき

心優しく控えめで落ち着いた性格。蚊さえ殺さない。常に人の心に寄り添う聖人記者。クソマスゴミに傷つけられた被害者家族に本音から寄り添い、迷惑にならない限りの最低限の情報を話せる限りでいいので聞かせて頂く。情報こそ多くはないが、被害者家族が感じた気持ちやその様子を、持ちうる限りの全霊で表す、繊細で物柔らかな篤い文章で、記事を読んだ読者からは数少ない良心的なマスコミでは？と知る人には知られている記者。 また、名前が女性らしく、外見も細身で男性にしては低身長なため、女性に間違われることが多々ある。 小さい頃から体が弱く、何度も久慈病院に入院したことがある。病院ぐらし！ 産まれた時は生死を彷徨い、20まで生きられるかどうか・・・と主治医に宣告されていたが、25までなんとか生きている。 祖母 父 母 姉 妹が家族。 元々そんなに裕福な家庭でないのに、自分が病弱に産まれたせいで、医療費が家庭を圧迫していることを気にしている。 こんなに迷惑がかかるなら産まれてすぐに死んだらよかったのに・・・と思っている。 でもこんなにお金と時間をかけてもらったのに死にたいと考えるのは、親不孝すぎるので、そんな風に考えちゃだめ・・・とも思っている。 気がついたら25歳まで生きてた。ふわ～っと生きてた。正直実感がない。 もう家族に迷惑をかけるわけにもいかないので、高校卒業後は大学には行かず、知り合いのツテで記者の仕事を勧められそのまま就職。なれゆきでこうなったが、人に正しい出来事を伝えることができる、それに人がやりたがらないことをするのが、せめてここまで生かしてくれた人への恩返し、天職だと思っている。 学生時代全体的に休んだり途中で帰ったりでぜんぜん仲の良い人ができかったので、それ以来出来た縁は大切にしている、嫌いな人はいない。 いつか体の不調が全て完治するようなことがあるのならば、海外での取材を行ってみたい。 【ホルマリン漬けの心臓】 ■PC2：記者 あなたは昔からやや貧血気味の体質である。貧血気味と言っても、時折眩暈を起こす程度であり、生活に支障が出るレベルのものではない。 長らくその関係で通院しているのは久慈(くしげ)病院という病院である。 久慈病院とはこの都市で随一を誇る大きさと最先端医療を持つ有名な病院だ。特に『移植手術』を専門に行っていると言う事もあなたは知っている。 貧血が酷い時は点滴をうつこともあるが、ここ最近になり身体を動かす度に妙な違和感を覚える様になっていた。 更に言えば、食欲も激減し、食べ物を食べても味らしいものを感じられなくなってきている。 それを病院側に尋ねても、「検査は良好、夏バテなのでは？」と返されるばかりだ。 徐々にあなたは病院側の不信感を膨らませる様になり、独自に調べることとした。 けれど病院側の調査を始めたはいいものの、それらしい噂の片鱗すら驚くほど見ることはなかった。 不思議なほどに一切見つからなかったのである。 もう少し違うアプローチをかけてみてもいいのかもしれないとあなたは思い直していたが、 それ以上にやはり、体の調子が悪くて仕方がなかった。 上手く関節を動かす事が出来ないのだ。おまけに食欲も無い。 筋力が著しく低下していくのを感じている。 ★あなたはSTRを算出する際、STRに【-1】しなければならない。これは一時的減少である。 心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな 万葉集より

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