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佐武　京介(さたけ　きょうすけ) 職業は暴力団組員より。 ジャンクさんとの出会い当時は暴力団の構成員の中でも下っ端の部屋住みで、歳は25歳。 無口で無表情だが何故か周囲の仲間内や上の者からは可愛がられており、愛称は「サブ」(名字から)。 ジャンクさんとはほぼ関わりがない。一度か二度ほど喋っただけ。仕事でも特に関わりもなかった。 ジャンクさんが海に沈めかけられた以降は会ってもいない。 現在は順調に出世しており、若頭補佐となっている。 ※以下「葬式すら呼ばない癖に」のネタバレ パンの大神（マレウス・モンストロルムP.180）の狂信者の子どもである。 母親はパンの大神そのものと交わりたかったが結局その望みは果たせず、同様に狂信者であった男と結婚し京介を産む。 当然そう都合よくAPP18の子どもが生まれるはずもなく、気に入らなかった両親は京介を虐待する。 耐え忍んで生きてきた京介だが、そのボロボロの状態で周囲から受け入れられず、小中学時代もいじめを受けて育つ。 その後、見事に半グレ→ヤクザの世界へ。 といってもケツモチからのヤクザなので相変わらず孤独なままだった。 ある日、とある家族連れを見て懐かしくなり、もしかしたら、という一抹の希望の元実家に帰るが両親は京介を酷く拒絶したため、絶望のまま両親を刺殺する。 奇しくもその日は新月の日であり、京介は思いつきでシュブ＝ニグラスの召喚を試みてしまった（基本ルルブP.262）。 本来必要な血液は明らかに足らなかったが、パンの大神は気まぐれに召喚に応じる。 京介はパンの大神に対して、「人から愛されてみたい」旨を願う。 自分を崇拝してきた者たちに対する慈悲か、あるいは単なる気まぐれかは不明だが、パンの大神はその願いを部分的に受け入れる。 パンの大神が持つ魅了の力をほんの少し京介に分け与えた。 これは本当の魅了ほどの効果はなく、「なんか皆京介のことそこはかとなく好きになる」くらいのものであり、大した力ではない。 しかしそれでも京介の望みを叶える分には十分だった。 ただ血液が足りない状況で応じたため、パンの大神は代償として京介が本来持っていたはずの寿命の分をエネルギーとして補填し捧げさせることを要求する。 端的に言うのであれば「好かれる体にしてやるけどその代わりお前早死にするよ」という契約である。 京介はその要求を飲んだ。 そのタイムリミットがこのシナリオにおける京介の命日である。 ジャンクさんのことは、契約の内容が発動する前に出会っている。 組の中に急にやってきて、なんとなくふわふわしてとらえどころがなく、自分のように誰の顔色も伺わないんだな、と思って 気まぐれに「あんた、俺みたいなやつのことは嫌い？」と聞いたことがあった。 ジャンクさんとしては多分どうでもよくて、「……別にぃ？」みたいな返答だったのだと思うが、 京介にとってはそれで十分だった。 そのためジャンクさんには魅了をかけていない。 シナリオ最終日、京介はパンの大神との契約の期日を迎えて死ぬ。 当然そのことを京介は理解しており、別に後悔も特にないのだが、 最期の日くらい、自分が初めて気に入った相手が一緒にいたら楽しいかもな。くらいの気持ちでジャンクさんを呼んだ。 セックスするかはどうでもいいけど、こいつの体中に痕でも残して逝けたら楽しいだろうな、と無意識に思ってる程度のふんわりサディスト。 なおヘアバンドは母親から額にフライパン当てられたときに出来た火傷を隠すためにしている。

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