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シルフィ　女の子　21歳 一人称　あたし 「お花とお薬は要りませんか！いい香りがするお香もあるよ～！」 「いたいのいたいの、飛んでいけ～！ってね」 花売りの少女。 元気いっぱいの明るくて無邪気な女の子。いたずら好き。 花が大好き。花や、薬草で薬を調合したものを売って生活をしている。 知識は十二分なのだが、調合がやや不得手なのでうまくいくか五分五分。 失敗すると真っ黒な液体が出来上がる。 けが人を放っておけない性格である。 血を見るたび過去を思い出してしまうから、早く治りますようにと願掛けの気持ちもあるかもしれない。 心の中では家族を殺された憎しみで支配されている。 武器を扱う人間をあまり好ましく思っていないし、武器を見ると過去の惨劇を目の当たりにした記憶が蘇ってしまうので怖い。命を奪う行為でしかないその暴力に恐怖を植え付けられてしまっている。 幼い頃に誓った王座の奪還を辛抱強く狙って日々を過ごしている。 (自分が王様に！というよりは王権や形見をなんとかして取り戻したい。) また、貧困層の民を想う気持ちが強い。 今の世論に対して強い懐疑心があり、国を憂う。 しかし自分のような、憎しみで支配された人間が王になれるとは思っていない。 ＊＊＊ お花は、勇気をくれる。 どんなに土地が枯れていて強く生きて咲いている姿はどんな人間より綺麗で美しいの。 奪われたものが大きくて、なくしたものが大きくて絶望してしまいそうだった。 けれどついて来てくれた臣下の人たちや村の人たちが優しくて、暗闇に囚われそうだった私を救ってくれた。 絶対に取り戻して見せる。形見も、王冠も、王座も。 国の大事な民も資源も、今よりきっとよくなる方法を探したい。 かつて父親がこの国を憂い、築き上げた形に戻してあげたい。 ＊＊＊ 調合で作れるもの お薬(軟膏、痛み止め等)、お香(いい香りがする) ミラとロマンに対しては、仲のいい友達だと思っている。 ▶過去 幼少期から悪戯好きな、元気いっぱいな女の子だった。 家族や使用人から愛されながら育ち、やや厳しいながらも立派な教育を施された。勉強は好きだったが集中力がなかったためよく抜け出していた。城下町にこっそりお忍びで行くことも多々あった。自分が王族の血を引いていることの自覚は当時あまりなかったため、城下町の人間もお屋敷の人間とも分け隔てなく接していた。 しかしある日革命が起き、父親が殺害される。 家族を殺され、全てを失った当時は幼いながらも世界を恨んだ。そして誓った。 それが唯一自分が家族に出来る事だと思った。 ココフォリア　カラーコード lightcoral #f08080

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