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二月十九日 兵夢(ウスイ ヘイム)
ID:4841593
MD:432f77dc2df9f768c7671b4dfc3ad565
二月十九日 兵夢(ウスイ ヘイム)
タグ:
臓物庫
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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初期
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アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ。 ――「雨水」Wikipediaより ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 『臨む兵、闘う者、皆陣列べて前に在り』 ――「九字」Wikipediaより ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 「大丈夫、お姉ちゃんに任せなさい!」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 名前: 二月十九日 兵夢(ウスイ ヘイム) 年齢: 22歳 サイレン清掃株式会社、及び殺し屋組織「ウロボロス清掃」の女性。自信家であり面倒見が良い性格。一人称は「お姉ちゃん」であり、チームメンバーに対しても家族であるかのように振る舞う。洗濯物溜めてたりご飯残されたりするとガミガミ怒るが、最終的には全部自分で片付けてくれるなど結構甘やかしがち。 しかし暗殺のターゲットに対しては冷酷……というより「無感情」。エンジニアがパソコンを打つように、料理人が鍋を火にかけるように、彼女にとって殺しはそれらと変わらない「業務」として捉えられている。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 「ちょっと、またシャツ裏返したまま洗濯機に放り込んでる!返り血が取れにくいって何度も言ってるでしょ!」 「……全く、今回は私が代わりに食べてあげるけど、好き嫌いばかりだとちゃんとした大人になれないんだからね!」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ お母さんが病気で死んだのは私が19の時だった。少し前まで元気だったのに、私と、8人もの弟と妹たちを遺して逝ってしまった。 それからは私がお母さんの代わりに家事を頑張るようになった。お父さんは上大財閥での仕事が忙しくって、全然家には帰ってこなかった。 兵夢、闘也、者樹、皆世、陣平、列花、在人、前菜……みんなまだまだ子供なんだから、私がしっかりしなきゃお姉ちゃんとして示しがつかない。そう思って色んなことを一生懸命頑張ってきた。 みんなを寝かしつけた後、夜が更けてようやくお父さんが帰ってきた。アルコールが回っているのか、顔が真っ赤だった。そういえばお母さんが死んでからお酒を飲む量がやけに増えた気がする。「おかえり」……そう言おうとした口が塞がれる。 突如、私の体を強い力が襲う。気がつけばお父さんの赤い顔が私のほんの数センチ目の前まで近づいている。酒臭い息が私の顔に直撃する。私はキッチンの床に押し倒されていたみたいだ。腕も押さえつけられていて身動きが取れない。 どうして?私が何か悪い事をしたの?そう思ったが、これが私への何かの罰などでは無いことはすぐに分かった。 酒臭い口は、お母さんの名前を虚ろに呼び続けていた。 充血した目は私の方を向いているのに私のことを映していない。「臨美はお母さんによく似てとっても綺麗だ」と言われたことはあるけど、でも、お母さんはもう居ないのに。居ないのに、その目はもう居ない人ばかりを映していた。 そこからは、何もかもがあっという間だった。 押さえつけいた腕が離れたが、私が立ち上がるより先に服を裂かれ、お父さんがズボンを下ろし、私が声を上げるより先に、私は、 頭が真っ白になった。ただ、最悪な気持ちだった事だけは覚えている。 どれくらいそれが続いたのだろう。ぐったりと床に倒れた私の耳に足音が聞こえてくる。結構な物音を立てたのだから、みんなが起きてしまったのだ。 部屋に入ってきたみんなはすぐに異常を察したようで、お父さんから私を助けようとした。でも私ですらまだまだ子どもなんだから、もっと幼いみんなが敵うはずなんて無くって。 前菜と在人が勢いよく壁に叩きつけられた。血をいっぱい流していた。 列花と陣平が頭を殴られていた。血をいっぱい流していた。 皆世と者樹が鞄の中のハサミで胸を刺されていた。血をいっぱい流していた。 闘也が助けを呼びに行くために外に出ようとしたけど、間に合わなくって、何度も踏みつけられていた。血をいっぱい流していた。 最後に、足がすくんで動けなくなった兵夢の首が絞められていた。口から、血をいっぱい流していた。 ぜんぶ、ぜんぶぜんぶ、ただ見ていることしか出来なかった。ようやく動けるようになった頃には、みんな動かなくなっていた。 ……お父さん以外は。お父さんはまだ、先程呼吸を止めたばかりの兵夢の方を向いている。 今しかない。犯された場所がキッチンなのがまだ幸運だった。包丁がある。 そして、立ち上がるのがやっとの体力で、それでも私は力を振り絞って、 初めて、ひとを殺した。 血が、いっぱい流れていた。 呼吸が落ち着いてから、みんなの方を見た。当然誰も起きることは無かった。 すぐにでも泣きわめきたかったが、ぐっと堪えた。大声を出せば、きっと警察が来てしまうから。何より、泣きたい時にちゃんと我慢をするのが、「お姉ちゃん」だから。 通学用のリュックを持ってきて、一度中身を全部外に出した。そして新しくみんなが大事にしていたおもちゃなんかを1つずつ詰め込んで、兵夢の付けていたリボンは頭に付けて、そのまま家を飛び出した。 夜の闇に沈んだ街の中を走るうちに、ふと足を止めた。疲れた訳ではなかった。 どうしてこんなことになったんだっけ?どうしてお父さんはおかしくなった?どうして、私は兵夢のリボンを付けて…… ああ、そっか。 お父さんが、『臨美お姉ちゃんを殺しちゃった』から。その後口封じに弟も妹もみんな殺されちゃったから。 そうだ、お姉ちゃんはもう居ないんだ。私が代わりに「お姉ちゃん」にならないとダメなんだ。私が、私が。私の、名前は………… そこからはよく覚えてない。この組織に入ったのも、自分で見つけたのかリーダーにたまたま拾ってもらったのか、それすらもあやふやだった。 それに、お父さんがおかしくなった理由も『よく分かっていない』。でもきっと、お父さんが働いていたところに何か原因があるはず。上大財閥というらしいけど、叩けば埃がでるという話も聞いた。 今回のターゲットはその上大財閥の重役。……ついでに会長も殺してしまえば、財閥はめちゃくちゃになる。 私からお姉ちゃんも、家族みんなを奪った奴らに、復讐が出来るんだから。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【長い!3文字で頼む】 妻の死をきっかけにおかしくなった父が9人きょうだいの長女である臨美をレイプ。助けに来た弟や妹たちは殺されたが、臨美はその隙を突いて反撃し父を殺した。しかし家を飛び出してから気が狂ってしまい、自分を次女の兵夢だと思い込み一連の事件の記憶も都合のいいように塗り替えてしまう。 要するに個人目標である「上大財閥への復讐」はほぼ彼女の逆恨みのようなもの(父は会社で多少のパワハラも受けていたので全くの見当違いでは無い)である。
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